【公式】松本忠之「中国人は反日なのか」(コモンズ出版)著者のブログ

中国が発信している情報を偏見なく紹介します。その他、趣味のサッカー(ガンバ大阪/清水エスパルス/バルセロナ)やお酒の話題など。

中超ウォッチャー005:J王者vsC王者

イングランド・オランダ・日本・中国の各国の指導者ライセンスを所持するサッカースクール!

小松英之の連載がブログで紹介されました!

ACLはいつも複雑だ。

中国サッカーをウォッチングしている身としては、当然中国のクラブに勝利してほしい。普段、スタジアムで観戦するのはJのクラブではなく、Cのクラブだから、それも当然か。

しかし、そうはいっても所詮、私は日本人。

Jに勝ってほしい気持ちは絶対に消えない。

(それでもJのACL出場クラブが地元のエスパルスでない分、まだCを応援できる)

さて。

今週はJとCの3クラブがそれぞれ対戦するという貴重なスケジュールであったが、注目はJ王者vsC王者の試合だ。

柏vs広州。

結果は31でホームの広州が勝利した。

今月、上海申花とのアウェイゲームをスタジアム観戦してきたばかりだが、やはり広州は強い。トルシエが「アジア・ナンバーワン」というだけはある。

3人の外国人FWばかりに注目が集まるが、チームとしてのまとまりがこれだけの強さを発揮している原因であることは否定できまい。残念ながら、チーム戦術がうまく浸透せず、せっかくアネルカがきてくれたのに、上海申花はふるわない…しかも監督辞任…

おっと。

上海申花びいきなので、つい話がそれてしまった。

ともあれ、J王者をホームで31で破ってみせたCリーグクラブはここ数年、見ていない気がする。これは、Cリーグウォッチャーとして非常にうれしい限りである。

とはいえ、まだ広州もグループリーグ突破が決まったわけではない。次はホームでK王者を迎え撃つ。ホームだけに、柏を破ったのと同じように圧倒的な強さで勝利して、16強を確かなものにしてほしい。

北京も天津も今年はもう期待できない今、Cリーグ・ウォッチャーとしては、広州にぜひとも16強、そしてアジアナンバーワンまで登りつめてほしい。

そしたら、上海よりも好きになる…かな。

<筆:中超ウォッチャー小松英之>

BEE Football Spiritは「上海をサッカーの街にするプロジェクト」をサポートします!