長友は攻撃要員?
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小松英之の連載がブログで紹介されました!
欧州CLのベスト16ファーストレグが行われ、長友の所属するインテルは敵地に乗り込んでのマルセイユ戦。試合終了間際にまさかの失点を許し01で敗れた。
長友は後半から途中出場した。
この日のインテルの布陣は、まるで降格危機に瀕したチームが「とにかく勝ち点1だけでもいいからほしい」という状態のような、非常に守備的なものだった。
もちろんそれが功を奏し、試合はスコアレスドローに終わるものと誰もが思っていた。それだけに、後半ロスタイムでセットプレーからとはいえ、失点してしまったのはあまりに痛すぎる。
マルセイユは強い。
それは誰しもが認める。
だが、インテルである。
あの、インテルである。
そこまで守備的布陣にこだわる必要があるのだろうか。
たとえば相手がバルサだったら、昨日の布陣もわかる。
もしくは、単なる勝敗以上のものが懸かるACミランとのダービー。これも実際今期のダービーでは、イブラヒモビッチが「インテルは守備しかしてなかった」と試合後に振り返るほど守備的だった。これも、まぁわかる。
だが、アウェイとはいえ、あのインテルがここまで消極的でいいのか。
公式戦の勝ち星から見放されているラニエリ監督は、勇気までも失ってしまったのか。
この敗戦は残念に過ぎるが、しかしまだまだ可能性は十分。
今度はホームで、長友を先発させて、攻めに攻めまくって勝利してベスト8に勝ち進んでほしい。
<筆:小松英之>
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