なぜザックジャパンは優勝できたのか
イングランド・オランダ・日本・中国の各国の指導者ライセンスを所持するサッカースクール!
小松英之の連載がブログで紹介されました!
アジアカップ優勝。
なぜ、コンディション的にも日程的にも、またチームとしてのまとまりとしても大会前は決してよくなかったザックジャパンは勝てたのか。
すべては「戦いながら成長する」という命題をやってのけたからだ。
そうでなければ、サウジを見てもわかるように、本来の実力を出せぬまま終ることだってあっただろう。
言うほどに簡単ではない。試合に入れば、選手は本能的に勝つためのモードに切り替わる。しかし、その中でもチームが成長するために自分が何をすべきなのかを考えてプレーするのだ。
やはり、ザックの指導力であろう。
采配を見ていても勝利+成長の意図がはっきり出ている。決勝のあの場面で岩政を投入し、長友を左MFにあげる采配などは、典型だ。あそこで岩政を投入するなど、なかなかできない采配だ。
ザックは優勝後のミーティングで「これはスタート地点だ」と話したという。そして、今年行われる南米選手権も、同じく「成長と勝利」のキーワードで臨むという。
名将のもと、チームは確実に成長している。
今後がとても楽しみだ。
BEE Football Spiritは「上海をサッカーの街にするプロジェクト」をサポートします!