【公式】松本忠之「中国人は反日なのか」(コモンズ出版)著者のブログ

中国が発信している情報を偏見なく紹介します。その他、趣味のサッカー(ガンバ大阪/清水エスパルス/バルセロナ)やお酒の話題など。

韓国戦ポイントは「1対1」と「セカンドボール」

上海にJリーガーがやってきた!

トータルフットボールアジアは10月も上海サッカーキャンプを開催します!

今夜、アウェイ韓国戦。

そのポイントは二つだ。

1、1対1

しきりに「今年2度、韓国に負けている」といわれる。私は、2月の国立での試合をスタジアムで見たが、韓国攻撃陣の圧倒的なスピードとシュート力でやられている。

先日のアルゼンチン戦では、メッシを二人がかりで潰す必要があったが、韓国はパク・チソンも欠場が決まり、特に「二人がかりで抑えにいく」という選手はいない。しかし、それだけに、1対1は絶対に負けてはいけない。

2、セカンドボール

韓国はスピードがある。故に恐いのは、ミスとカウンターだ。

日本は自陣内でミスを犯せば、韓国攻撃陣のスピードであっという間にやられてしまう。

また、ロングボールの対処や、競った後のセカンドボールも同様だ。セカンドボールを取られると、これまた圧倒的なスピードで、韓国は直線的に日本ゴールに襲い掛かる。セカンドボールをきちんと拾い、攻撃には厚みを。守備では相手の攻撃の芽を摘むことが必要だ。

親善試合とはいえ、日韓戦はやはり、特別な意識と感情が動く。こればかりは、他の国にはない感覚だ。それゆえ、今日の試合が楽しみでならない。

筆者紹介:小松英之(こまつひでゆき)

サッカーコラムニスト。中国語教師。龍飛中国語会話スクール名誉講師。サッカー専門サイト「BEE Football Spirit」アドバイザー、コラムニスト。

静岡生まれ。

小さい頃から地元の高校である清水商業や清水東、東海第一(当時)、静岡学園などの試合を見て育つ。大学卒業後に中国に渡り、日本代表やJリーグの観戦ができなくなるが、あふれるサッカー熱は抑えきれず中国サッカーの観戦及び取材を行うようになる。その他チェルシーマンチェスターC、ユベントスなどの観戦経験あり。

中国サッカーへの造詣が深く、山東魯能をはじめ上海シンハや武漢光谷といったクラブ関係者と交流があり、Jリーグのアジア枠設置に伴い、中国人選手がJリーグへ移籍する際の窓口の一つにもなっている。

08年 Cリーグ武漢光谷のスポンサー募集窓口担当。

08年 山東魯能のCリーグ優勝祝賀パーティーに日本人として初めて正式招待。

09年 アジアチャンピオンズリーグ 山東魯能日本人アドバイザー。

山東魯能でコーチを務める張海濤コーチとは家にも行ったことがあるほどの仲。張コーチは08年、ドイツのケルンFCにてコーチ留学を終えて帰国した。ドイツでのコーチ留学の状況を聞けるなど、貴重な交流を重ねている。

presented by BEE Football Spirit

小松英之【連載】海を越えたピッチからの便り

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