【公式】松本忠之「中国人は反日なのか」(コモンズ出版)著者のブログ

中国が発信している情報を偏見なく紹介します。その他、趣味のサッカー(ガンバ大阪/清水エスパルス/バルセロナ)やお酒の話題など。

清水エスパルスと日本平が私に与えたもの

イブラヒモビッチインテル)なんだこの余裕あふれるシュートは!まさに天性のストライカー!

デルピエーロのノールックパスからイアキンタがゴール!

トッティのクロスをバチスタが決めてローマ決勝ゴール!

J1清水エスパルスの本拠地「日本平スタジアム」。

静岡市がこのスタジアムの命名権を募集していたのだが、21日市の発表によると、このほど人材サービス業「株式会社アウトソーシング」(同市駿河区)が命名権を取得したという。このため、愛称が「日本平スタジアム」から「アウトソーシングスタジアム日本平」に変更になるという。

さて、この記事がとてつもなく「地元ネタ」になってしまうことを最初にお断りしておかなければならない。何を隠そう、私はまさにこの「日本平」の下に生まれ、育ったのだ。「日本平の空高く」私の母校である小学校の校歌はこの1節で始まる。

思えば、「日本平スタジアム」には数え切れないほどの思い出がある。日本中が異常な熱気と期待に包まれていた「Jリーグ開幕」の頃。リーグ開幕前のカップ戦となったナビスコカップで、清水エスパルスが準優勝したこともあり、サッカー王国としての誇りも高い静岡もすさまじい熱気に包まれていた。

そしてそれと同時に、市民球団であるエスパルスとはちがい、読売という巨大なバックボーンをもち、スター選手をそろえ、ナビスコ決勝でエスパルスを下したベルディに激しいライバル心を燃やしたものだ。

思えば、サッカーに並々ならぬ愛情と誇りを持つこの地域に生まれ育ち、青春真っ只中で最も多感な時期にJリーグが開幕し、自分のアイデンティティーを清水エスパルスに投影させ、1試合1試合を見守ったあの頃の時間が、私という人間の精神構造に多大な影響を及ぼしているようだ。

周りの人たちから疎んじられるほどの、私の「反骨精神」はひょっとしてこの時期に生まれたのではないか。先ほども書いたように、あの頃の私は確かに清水エスパルスという球団に自分を反映させていた。(Jリーグ初年度、現在のジュビロ磐田はJ2に所属していた)数々の有名選手たちが、Jリーグ開幕に当たって愛する地元へ戻り清水エスパルスに所属したことに大きな誇りを持ち、読売、古川電工、三菱、日産、豊田といった大型の母体を持つチームを次々に倒していく市民団体チームに「英雄」の姿を見ていた。「郷土愛」「成り上がり」「底から這い上がる」「下克上」そんな言葉で表せそうな複雑な精神構造をサッカー球団と重ね合わせることによって形成していったような気がする。

・・・随分話がそれてしまった。

実は私が言いたかったのは、スタジアムの名前が変わっても「日本平」の名前が残ってくれてよかった、ただそれだけ。しかし、私にとって「日本平」の3文字の中には、先に書いたような精神と共に、長谷川健太堀池巧大榎克己三浦泰年真田雅則澤登正朗伊東輝悦といった選手がオレンジのユニフォームを着て戦っているシーンが昨日のことのように浮かんでくる。おっと、そういえばスパイダーマンと呼ばれた手足が異様に長いGKもいたっけ…

プロ野球球団がない静岡にとって、地域に密着しているサッカー球団は今でも県民・市民に計り知れない影響を与えていることだろう。

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