史上初のG大阪vs浦和戦！？
明日、史上初となる日本勢同士の決戦が大阪で行われる。
チームの戦力的に言えば浦和が有利。
しかし、状況的にはG大阪が優勢だ。浦和は中2日のアウェイ。対するG大阪は中3日のホームだ。
しかも浦和はチームの大黒柱で日本代表の闘莉王が故障を抱えている。日本代表FW田中達も怪我から復帰したものの、90分戦うのは困難で、出場したとしても30分が限界だろうと見られている。
G大阪としてはまずホームの第1戦で大量得点を奪って埼玉でのアウェイ戦に備えたいところだ。
私は先の１０月４日、万博で行われたG大阪vs鹿島の試合をスタジアムで観戦してきたが、正直G大阪の戦いにはがっかりした。ホームで首位の鹿島を叩く絶好の機会だったにもかかわらず、ゴールのにおいがしてこない。はっきりとした攻めのパターンやイメージも見られなかったし、何よりもゴールへ向かう気迫が見られなかった。
それでも後半投入されたFWの播戸がゴールへの闘志を見せたものの、結局得点を得られず００で引き分けた。
戦力的に浦和に劣るG大阪にとって、状況的に有利な明日はとにかく攻撃的にいって１点でも多く奪って勝ちたいところだ。それが明日のポイントの一つだ。
筆者紹介：
小松英之（こまつひでゆき）。静岡生まれ。
小さい頃から地元の高校である清水商業や清水東、東海第一（当時）、静岡学園などの試合を見て育つ。大学卒業後に中国に渡り、日本代表やJリーグの観戦ができなくなるが、あふれるサッカー熱は抑えきれず中国サッカーの観戦及び取材を行うようになる。中国のプロサッカーリーグであるCリーグの観戦多数。
また、中国女子サッカー代表の監督を務め、現在Cリーグの強豪・山東魯能でコーチを務める張海濤コーチとは、家にも行ったことがあるほどの仲。同コーチは今年、ドイツのケルンFCにてコーチ留学を終えて帰国した。ドイツでのコーチ留学の状況を聞けるなど、貴重な交流を重ねている。
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