五輪出場不可に号泣した選手
ブラジルがオーバーエージ(24歳以上)枠で選出していたロビーニョだが、最近のメディカルチェックにより恥骨炎を起こしていることが発覚。所属チームのレアルマドリーが、これを理由にロビーニョの五輪出場を断った形だ。
怪我があっては仕方がない。
しかし、王者ブラジルにとってまだ獲得したことがないのがこの五輪の金メダルだ。ロビーニョ本人も北京での金メダルに対して意欲十分だっただけに、相当悔しかったようだ。
代理人によると、恥骨炎によりチームが五輪出場を望んでいないという報を受けたとき、ロビーニョは号泣したという。
しかし、五輪本大会グループリーグでブラジルと対戦する他のチームにとっては朗報だ。もちろんロビーニョがいなくてもブラジルが優勝候補であることには変わりはないが、しかし少なくともロビーニョがいるといないとでは精神的に受けるプレッシャーも違ってくるだろう。
ちなみにブラジルと同組なのはニュージーランド、ベルギーそして中国。
中国はグループリーグの第3戦目でブラジルと対戦するため、すでに前2試合でブラジルが決勝トーナメント進出を決めているかもしれない。
しかし、もしも第3戦までもつれ込むようなことになれば、本気のブラジルと対戦しなければいけなくなる。そのときに、ロビーニョがいるといないでは確かに大きい差だ。
グループリーグの第3戦目でブラジルと対決。
その前に決勝トーナメント進出を決めておきたい中国。
この組み合わせどっかであったな…
そう、ドイツワールドカップの日本もこんな感じだった。