【公式】松本忠之「中国人は反日なのか」(コモンズ出版)著者のブログ

中国が発信している情報を偏見なく紹介します。その他、趣味のサッカー(ガンバ大阪/清水エスパルス/バルセロナ)やお酒の話題など。

山東メディア「これでリーグ戦に集中できる」

※当ブログでは、中国1部リーグの呼称を中国で一般的に使われている「中超」に統一いたします。「中超」は中国語の「中国超級聯賽」(中国プレミアリーグ)の略で、日本でいうJ1に相当します。

また、香港プレミアリーグについては「香港超級聯賽」と記します。

勝てば決勝トーナメント。引き分けでもグループリーグ敗退。アウェイ。Kクラブ。過去の対戦でも分が悪い全北。だが、それでも勝つしかない。そのために補強したのだ。昨季のグループリーグ敗退の原因を分析し、1シーズンに2つのチームが組めるだけのメンバーが必要と判断。ブラジル代表FWのタルデッリも獲得に成功したのだ。

だが…

やはり厚かったKの壁。グループリーグ最終節、全北に1-4で敗退。一時は1-2と食い下がったのだが…完全なる実力負け。4失点はDFの責任?いや、そもそもチーム力で劣っていたのだ。

それだけに、惜しまれるのはホームでの柏戦。勝ち点3を勝ち点1にさせられた。スコアは4-4。これはDFに問題があった。攻撃陣が4点取ったのに勝てないでは、さすがに厳しい。この試合で勝ち点3を獲得していれば、決勝トーナメントの可能性はもっと高かった。やはり、今季もKとJの壁だった。

それでも、山東のあるメディアは「これでリーグ戦に集中できる」と前向きだ。確かに、これまでのACLと同時進行だったスケジュールでは、ターンオーバーでリーグ戦は主力を控えてきた。だが、今後は遠慮は要らない。リーグ戦に集中できる。

狙うはリーグ優勝。最低でもダイレクトのACL出場権だ。

松本忠之(まつもとただゆき)

サッカーコラムニスト。

サッカー専門ブログ「BEE Football Spirit」アドバイザー、コラムニスト。

【略歴】

静岡生まれ。

小さい頃から地元の高校である清水商業(当時)や清水東、東海第一(当時)、静岡学園などの試合を見て育つ。Jでは清水サポ。大学卒業後に中国に渡り、日本代表やJリーグの観戦ができなくなるが、あふれるサッカー熱は抑えきれず中国サッカーの観戦及び取材を行うようになる。

【観戦経験】

英プレミア:マンU(香川在籍時)、チェルシーマンチェスターC。

リーガ:バルセロナ

セリエ:ユベントス、ローマ。

ブンデスニュルンベルク(長谷部、清武在籍時)、ハンブルガーSV

欧州CL:バルセロナベンフィカ

【中国Cリーグ】

中国サッカーへの造詣が深く、山東魯能をはじめ上海申花武漢卓アルといったクラブ関係者と交流があり、Jリーグのアジア枠設置に伴い、中国人選手がJリーグへ移籍する際の窓口の一つにもなっている。また、元中国サッカー協会会長の閻世鐸氏とは何度も会食している。

08年 Cリーグ武漢光谷の日系企業スポンサー募集担当。

08年 山東魯能のCリーグ優勝祝賀パーティーに日本人として初めて正式招待。

09年 アジアチャンピオンズリーグ 山東魯能日本人アドバイザー。

※当ブログでは、中国1部リーグの呼称を中国で一般的に使われている「中超」に統一いたします。「中超」は中国語の「中国超級聯賽」の略です。

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