ついに出た!モイーズ解任報道@英国
2014年ブラジルW杯すべてのグループリーグを解説します!
詳しくはこちらへ
※ブログ記事へ寄せられたコメントへの返信は、ツイッターで行っています!
小松英之のツイッターはこちら
リーグ戦で歴史的な敗戦をしようと。
カップ戦を落とそうと。
優勝争いから脱落しようと。
サポーターからの批判が盛り上がろうと。
これまで、驚くほど解任報道が出なかった。
いや、むしろ、状況がひどくなるほど、監督を擁護したり、来季も続投といったような声が強調されてきた。
ここへきて、やっとなのか。それとも、ついにと言うべきか。
英国メディアでも解任報道が出てきた。それも、有名な某紙で。
欧州CLでオリンピアコスに02の完敗。
これまで、リーグとカップで戦績が悪くても、擁護されてきたのは、もしかしたらどこかで「まだCLがある」と思っていたからか。事実、リーグを落とそうと、カップを落とそうと、欧州CLを制すれば、それらを(ある意味)帳消しにしてしまえる。それほどに欧州CLの栄冠は大きい。
しかし、そのCLにも黄色信号が灯った。
もちろんまだホームでの2ndレグを残している。だが、3点差以上での勝利が必要だ。決して楽なタスクではない。もしも、オリンピアコスに敗れたら…しかし、それを想定しなければならない状況に陥っている。
まぁ解任報道が少し出たくらいで、実際には解任されないだろう。
しかし、もしも本当にCLがBEST16で終わってしまい、さらにリーグでも来季のCL出場圏となる4位以内も逃すようになると、解任報道も現実味を帯びてきてしまう。
まぁ、香川にとっては、監督が代わってくれた方がいいのかもしれないが…そんな皮肉はやっぱり言わないでおこうと思う。
小松英之によるグループリーグの解説を聞くならこちらから
筆:小松英之 ツイッターはこちら
小松英之(こまつひでゆき)
サッカーコラムニスト。
サッカー専門ブログ「BEE Football Spirit」アドバイザー、コラムニスト。
【略歴】
静岡生まれ。
小さい頃から地元の高校である清水商業(当時)や清水東、東海第一(当時)、静岡学園などの試合を見て育つ。Jでは清水サポ。大学卒業後に中国に渡り、日本代表やJリーグの観戦ができなくなるが、あふれるサッカー熱は抑えきれず中国サッカーの観戦及び取材を行うようになる。
【観戦経験】
英プレミア:マンU(香川在籍時)、チェルシー、マンチェスターC。
リーガ:バルセロナ
セリエ:ユベントス、ローマ。
ブンデス:ニュルンベルク(長谷部、清武在籍時)、ハンブルガーSV
【中国Cリーグ】
中国サッカーへの造詣が深く、山東魯能をはじめ上海申花や武漢卓アルといったクラブ関係者と交流があり、Jリーグのアジア枠設置に伴い、中国人選手がJリーグへ移籍する際の窓口の一つにもなっている。また、元中国サッカー協会会長の閻世鐸氏とは何度も会食している。
08年 山東魯能のCリーグ優勝祝賀パーティーに日本人として初めて正式招待。
09年 アジアチャンピオンズリーグ 山東魯能日本人アドバイザー。
BEE Football Spiritは「上海をサッカーの街にするプロジェクト」をサポートします!