【公式】松本忠之「中国人は反日なのか」(コモンズ出版)著者のブログ

中国が発信している情報を偏見なく紹介します。その他、趣味のサッカー(ガンバ大阪/清水エスパルス/バルセロナ)やお酒の話題など。

A代表に選出される国内組は誰か?

イングランド・オランダ・日本・中国の各国の指導者ライセンスを所持するサッカースクール!

小松英之の連載がブログで紹介されました!

柿谷(C大阪)と大迫(鹿島)。

この二人が今後、代表に選出されるのではないか。

単純に二人とも複数の、そして試合を決定付けるゴールを決めたという結果がある。それは、もっともわかりやすく、そしてもっとも評価されるべき結果だ。

もちろん、ふたりのゴールを生み出したのは、チームメートのおかげである。ただし、ゴールのお膳立てという意味では、A代表のレギュラーにいくらでもいる。まして、東アジア杯は相手が格下。韓国とオーストラリアにいたっては、レギュラーA代表であれば絶対に上回るであろう中国よりも順位が下なのだ。

そういう相手との中で、最終的にはゴールという結果を見せたこの二人が選出されるべきであると考える。

この二人に次ぐとすれば、斉藤、工藤、豊田だろう。斉藤と工藤もゴールを決めたからだ。そして、豊田。ゴールこそなかったものの、現A代表のハーフナー以上の期待を持たせてくれた。もちろん、世界の強豪相手にどこまで通用するかは未知数だが、試してほしい逸材である。

ボランチ、そしてDF陣からは、恐らく選出はないだろう。

むしろ、この二つを強化したいところだが…

ボランチは悪くはない。ただ、長谷部、遠藤、細貝、高橋。この序列を打ち破るだけの選手が、今大会で見えたかというと、「?」だ。恐らく、東アジア杯の若きボランチの選手たちは、ブラジルW杯以降にA代表に定着してくるのではないだろうか。

そして、DF。

今野、吉田はコンフェデで散々叩かれた。そういう流れから、ある意味、「期待感」をもって迎えた今大会。しかし、結果はご存知のとおりだ。森重と鈴木は、やはりブラジル後の逸材だろう。栗原は、今後もA代表には呼ばれるだろが、今大会を見る限り、レギュラーは難しい。

また、徳永はさすがという安定感を見せてくれた。

だが、いかんせん、サイドバックは人材が目白押し。

長友、内田、W酒井、駒野の中に食い込むのは難しいと思う。実力の問題ではない。これまでの代表の実績だ。ザックジャパンでアジア予選を勝ち抜いたSBは、これらのメンバー。そこへ食い込むには、難しいだろう。

次戦は8月14日のウルグアイ戦。

まずはここでのメンバーに注目だ。

(筆:小松英之)

小松英之(こまつひでゆき)

サッカーコラムニスト。

サッカー専門ブログ「BEE Football Spirit」アドバイザー、コラムニスト。

【略歴】

静岡生まれ。

小さい頃から地元の高校である清水商業や清水東、東海第一(当時)、静岡学園などの試合を見て育つ。Jでは清水サポ。大学卒業後に中国に渡り、日本代表やJリーグの観戦ができなくなるが、あふれるサッカー熱は抑えきれず中国サッカーの観戦及び取材を行うようになる。

【観戦経験】

英プレミア:マンU(香川移籍後)、チェルシーマンチェスターC。

リーガ:バルセロナ

セリエ:ユベントス、ローマ。

欧州CL:バルセロナベンフィカ

【中国Cリーグ】

中国サッカーへの造詣が深く、山東魯能をはじめ上海申花武漢卓アルといったクラブ関係者と交流があり、Jリーグのアジア枠設置に伴い、中国人選手がJリーグへ移籍する際の窓口の一つにもなっている。また、元中国サッカー協会会長の閻世鋒氏とは何度も会食している。

08年 Cリーグ武漢光谷の日系企業スポンサー募集担当。

08年 山東魯能のCリーグ優勝祝賀パーティーに日本人として初めて正式招待。

09年 アジアチャンピオンズリーグ 山東魯能日本人アドバイザー。

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