オシムはザックジャパン誕生をどう見たか
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「代表監督交渉の過程において、日本には、一本、芯(しん)の通ったぶれない方針がなかったように感じた」(ニュースソースはこちらから)
さすがはオシムさん、という感じである。日本協会の弱点をずばり言い当てた。芯がない。貫き通すものがない。妥協も必要だが、妥協の割り合いが多ければ、もはや「妥協も必要」という次元ではない。
オシムから見れば、日本協会は妥協しすぎなのだろう。
ただし、新監督に対する敬意はもちろん忘れない。
「ザッケローニを迎えたことにポジティブな期待を寄せている」と語っている。
結局、日本代表をどうしていきたいのか。そのためにどういう監督が必要で、どこまで妥協せずに交渉するか。その姿勢の問題なのだろう。
当初はスペインのようなサッカーを目指すために、スペイン人監督を招聘すると見られていた。しかし、交渉が難航してイタリア人監督になった。
日本協会には「こういうチームを作っていく」ということを、もっと外に向けて積極的に発言していくことを要求したい。公言はプレッシャーになるからだ。協会は少しゆるすぎるのかもしれない。
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小松英之【連載】海を越えたピッチからの便り
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