待ちに待った中国人プレーヤー@欧州
※当ブログでは、中国1部リーグの呼称を中国で一般的に使われている「中超」に統一いたします。「中超」は中国語の「中国超級聯賽」の略です。
移籍金は150万ユーロ。昨日記事にした北京国安のMF張稀哲が正式にヴォルフスブルクとサイン。ブンデスリーガに中国人プレーヤーが久々に誕生した。
ドイツはおろか、欧州主要リーグへの中国人選手の移籍が久しくなかった。そこで調べてみると、なんとイングランド、スペイン、ドイツ、イタリア、フランスの5大主要リーグでは3年半ぶりの中国人選手の登場となる。これは張稀哲個人にとってだけでなく、中国サッカー界としても明るいニュースだ。ちなみに、ブンデスに移籍した中国人選手としては晨、邵佳一、蒿俊に次いで史上4人目となった。
また中国メディアでは、同選手がポジションを争う選手として、イヴァン・ペリシッチ、ケヴィン・デ・ブライネなどの名前が挙がっている。
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小松英之(こまつひでゆき)
サッカーコラムニスト。
サッカー専門ブログ「BEE Football Spirit」アドバイザー、コラムニスト。
【略歴】
静岡生まれ。
小さい頃から地元の高校である清水商業(当時)や清水東、東海第一(当時)、静岡学園などの試合を見て育つ。Jでは清水サポ。大学卒業後に中国に渡り、日本代表やJリーグの観戦ができなくなるが、あふれるサッカー熱は抑えきれず中国サッカーの観戦及び取材を行うようになる。
【観戦経験】
英プレミア:マンU(香川在籍時)、チェルシー、マンチェスターC。
リーガ:バルセロナ
セリエ:ユベントス、ローマ。
ブンデス:ニュルンベルク(長谷部、清武在籍時)、ハンブルガーSV
【中国Cリーグ】
中国サッカーへの造詣が深く、山東魯能をはじめ上海申花や武漢卓アルといったクラブ関係者と交流があり、Jリーグのアジア枠設置に伴い、中国人選手がJリーグへ移籍する際の窓口の一つにもなっている。また、元中国サッカー協会会長の閻世鐸氏とは何度も会食している。
08年 山東魯能のCリーグ優勝祝賀パーティーに日本人として初めて正式招待。
09年 アジアチャンピオンズリーグ 山東魯能日本人アドバイザー。
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