【縦横無尽】平和ボケよりガラパゴス
Huaweiの創業者の娘で、CFOがカナダで拘束された事件は日本でも報道され、むしろHuaweiの日本における知名度はより上がったのでは…と思うが。
この事件の「日本語で報道されるメディア」を見ていると、日本人には決定的に欠けている前提が3つあることに気が付いた。
1,ライン、SNS、メールなどは、外部に漏れて当たり前という認識
2,アメリカも情報傍受工作をやってきたという歴史(スノーデンやドイツのメルケル首相の盗聴はその象徴)
3, アメリカと中国の貿易戦争、今回のような逮捕劇は、2人及びその陣営の(世界的には)覇権闘争と(国内的には)権力闘争の顕在化
日本や日本人は「平和ボケ」と言われて久しいが、私は平和ボケというより、やはり言われ続けてきた「ガラパゴス」が妥当だなと感じる。むしろ、ここまでガラパゴス化しているなら、それを貫いたらどうか。鈍感さが身を救うこともある。知らぬが仏ということわざすらある。もう日本は世界の最先端に追いつこうなんて考えずに、「はい。トランプさん。あなたのおっしゃるようにします(もし大統領が民主党なら、民主党のおっしゃる通りに…)」でいいのではないかとすら思えてくる。
"I am a cowboy, call me Young gun".