【公式】松本忠之「中国人は反日なのか」(コモンズ出版)著者のブログ

中国が発信している情報を偏見なく紹介します。その他、趣味のサッカー(ガンバ大阪/清水エスパルス/バルセロナ)やお酒の話題など。

【中村祐人】Dialogue with Yuto Nakamura No.13 3 of 5

Dialogue with Yuto Nakamura No.13
February, 2018
3 of 5


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---ぜひお伺いしたいのは、中国の広州まで行って試合をして、香港に戻るという、この行程についてです。中村選手も初めてとのことですが、実際にやってみての感想はいかがですか?
中村「久々のアウェイ感を味わえて、楽しかったですよ。AFC以来ですからね。AFCの時は2日前でしたけど、今回は前日にチーム全員で現地に入って、みんなでご飯食べて、生活を共にして、そして試合に臨む。全部楽しかったですよ」

---普段、香港内でやっているアウェイ戦よりも、更にアウェイ感がある、という感じでしょうか?
中村「もちろんです。もう全然違いますよ。これぞまさに『アウェイ』って感じ、『中国』って感じです」

---香港と中国で、サポーターに違いはありましたか?
中村「それはあまりなかったですね。試合に入ったらわからなくなりますから。でも、Taipo FCのサポーターが、バス2台で広州まで来てくれたんですよ。それはもう、心強いどころじゃなかったですね。感動しました。帰りのバスでは、サポーターとも交流しました。それに、妻も来てくれましたし。本当に頼もしかったです」

---スタジアム、ピッチコンディション含めて、プレー環境はいかがでしたか?
中村「決していいとは言えませんが、香港でも似たような状況や、それよりひどい状況もあったりするので。ただ、寒かったです。今回、気温はマイナスになるくらいだったので」

---中国での前泊、気温の低さ。普段と異なる環境で、前日のコンディション作りに影響はありましたか?
中村「確かに、普段通りのコンディション作りが完璧にできるわけではないので、多少気を遣いましたけど、当日迎えたら動きもよかったし、意外に影響はありませんでした」

---ちなみに、人によっては枕が変わると寝られない、という人もいますが、前日はしっかり睡眠を取ることができましたか?
中村「枕は持って行きました」

---あ、マイ枕を持っていくんですね。マイ枕がないと、寝付きが悪いんでしょうか?
中村「実際にはそんなことないかもしれないですけど、まぁ慣れてる枕の方がよく寝られるかなという発想です」

---前回のインタビューでも、中国でのアウェイ戦が増えることにポジティブなコメントをされていましたが、実際に経験してみて、その想いは変わりませんか?
中村「変わらないですね。もっともっと増えた方がいいと思います。サッカー選手って、試合数とアウェイ戦が増えないと、成長しないと思うんですよね。まぁナショナリズム的に納得できない人もいるかもしれませんが、単純に競技として見たときには、増えた方がいいと思います」

---アウェイ戦を戦うことにより、困難な状況の中で試合をしていくことで成長できるということでしょうか?
中村「そうです。チーム全体で同じことをするというプロセスが、試合の勝ち負けとは別のところで発生していて、それがすごく大事だと思います」

---広州の街を歩いたりというような時間はありましたか?
中村「いや、まったくありませんでした。ホテル入ったら、もうそのままずっとホテルにいました。僕は一人部屋だったので、リラックスできました」


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続く