開幕戦はドロー。中村祐人は69分までプレー
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香港プレミアリーグ
開幕戦
Dreams(H)1-1 Taipo FC
「引き分けという結果はとても残念です。途中交代は退場者が出ての守備固めのためでした。そこそこ守備もできるんですけどね」
Taipo FCでの2季目。
中盤にコンバートされてリーグ開幕を迎えた中村祐人は、開幕戦を飾れなかったこと、そしてチーム戦術とはいえ、守備固めで交代を命じられたことに少し納得がいっていない様子だった。
中盤へのコンバートは昨季途中からだった。生粋のストライカーとしてこれまで生き抜いてきた中村祐人は、なんの躊躇いもなくその変化を受け入れた。いやむしろ、コンバートを楽しみ、自信すら漂わせていた。
そして、新シーズンは中盤(セントラル・ミッドフィルダー)として起用すると監督から告げられて迎えた開幕戦。その言葉通り、中盤で先発。試合はチームが25分に先制点をあげて後半へ。無失点を続けていたが、62分、チームメイトの翟廷峯がこの日、二枚目のイエローカードで退場となると、中村祐人は69分に交代を命じられた。その理由が、冒頭のコメントである。
しかし、チームは82分に失点し、開幕白星がこぼれ落ちてしまった。
「次がイースタンなのでまたそこに向けて頑張っていくだけです」
リーグ戦まだ始まったばかり。
中村祐人はすでに、次節の強豪との一戦に気持ちを切り替えていた。
※当ブログでは、中国1部リーグの呼称を中国で一般的に使われている「中超」に統一いたします。「中超」は中国語の「中国超級」(中国スーパーリーグ)の略で、日本でいうJ1に相当します。また、香港プレミアリーグについては「香港プレミアリーグ」と記します。