【公式】松本忠之「中国人は反日なのか」(コモンズ出版)著者のブログ

中国が発信している情報を偏見なく紹介します。その他、趣味のサッカー(ガンバ大阪/清水エスパルス/バルセロナ)やお酒の話題など。

省港決戦がACLでも!隠しきれない政治色

「FOOT×BRAIN出演直後の中村祐人を独占取材! 10000字インタビュー」

来季ACLの組み合わせが発表され、グループGでは中超6連覇の絶対王者広州恒大と昨季香港プレミア王者のイースタン(東方)がぶつかる。

ある中国メディアは、さっそくこの組み合わせに言及。そのタイトルは「省港決戦」となっていた。

このブログで政治を語るのは場所が違うし、スポーツと政治は切り離されるべきだ。しかし、それでも両チーム選手がどうしてもそこを意識してしまうのもまた事実であろう。「アジアの国のクラブ同士の戦い」であるACLも、広州恒大と東方については「同じ国の違う省(日本でいう県)の戦い」とタイトルが訴えているのだ。

ロシアW杯のアジア2次予選では同組になった中国と香港。その試合ではお互いのキャプテンが試合中にエキサイトする場面もあった。そして、そのキャプテン同士が今度は広州恒大イースタンという所属クラブで戦う。

実力差は歴然だが、イースタンはどこまで広州恒大とやれるのか。楽しみだ。

※当ブログでは、中国1部リーグの呼称を中国で一般的に使われている「中超」に統一いたします。「中超」は中国語の「中国超級」(中国スーパーリーグ)の略で、日本でいうJ1に相当します。また、香港プレミアリーグについては「香港プレミアリーグ」と記します。