【公式】松本忠之「中国人は反日なのか」(コモンズ出版)著者のブログ

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スタメンは当日の午後に決定。高洪波監督

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ロシアワールドカップ アジア最終予選

中国(H)vsシリア

試合前日は丸一日、報道陣シャットアウト。

決戦に臨む中国代表が急遽決定を下した。そのため、通例なら試合前日に行われる恒例の記者会見は試合2日前の午後に前倒しされた。

記者会見で高洪波監督はスタメンについて聞かれると「試合当日の午後に決める」と話した。直前まで見極めるようだ。

またシリアの分析は完了したかという質問には「アジア最終予選ともなれば、弱いチームなど存在しない。シリアも含めて、このグループのすべてのチームは中国がグループで最も弱いと考えているだろう。だから我々は自分たちのやるべきことをやるまで」と謙遜した。

そして「この2連戦がワールドカップに向けて一番重要ということは、関係者全員が感じている」と語り、ホームのシリア戦、続くアウェーのウズベキスタン戦の重要性を説いた。ここで勝ち点を取れないようだと、早々とワールドカップ出場圏から脱落しかねないからだ。そして「武漢で合宿させてもらえてとても感謝している」と語り、協会の協力へ感謝した。

ただ、気になるのが選手のコンディションだ。高監督は二人の名前を挙げてこの2連戦に向けての一抹の不安を口にした。一人目はキャプテンでCBの霆。風邪を引いて熱があるという。二人目はエースストライカーの旭で、筋肉系の怪我があるという。この二人がプレーするかどうかについては、チームドクターに相談するとだけ答えた。

いよいよ、決戦だ。

※当ブログでは、中国1部リーグの呼称を中国で一般的に使われている「中超」に統一いたします。「中超」は中国語の「中国超級」(中国スーパーリーグ)の略で、日本でいうJ1に相当します。また、香港プレミアリーグについては「香港プレミアリーグ」と記します。