【公式】松本忠之「中国人は反日なのか」(コモンズ出版)著者のブログ

中国が発信している情報を偏見なく紹介します。その他、趣味のサッカー(ガンバ大阪/清水エスパルス/バルセロナ)やお酒の話題など。

玉宁が2発!中国代表が4-2で快勝!

中村祐人が語るチームの見えざる変化。最新インタビュー

中国4-2トリニダードトバコ

玉宁(フィテッセ)の2得点など合計4ゴールを叩き込んだ中国代表がホームでトリニダードトバコを4-2で下した。

この試合、トリニダードトバコは主力選手を7人欠く、いわば1.5軍で中国へやってきた。それゆえ、ホームで負けられない中国代表は始めから勢いが違った。なんと開始わずか一分で先制したのだ。そして前半30分には2点目。ホームで1.5軍に負けられないという中国代表のメンタリティーを垣間見た気がした。

この2ゴールのお膳立てをしたのが郜林(広州恒大)。この日、右WGに入ったストライカーは次々とドリブル突破からチャンスを作り出した。一点目はクロスを相手DFが中途半端にクリアー。そのボールを姜宁(河北華夏)が頭で押し込んで先制した。

また、前半30分のゴールでは、やはり右から突破した郜林(広州恒大)がクロス。今度は玉宁(フィテッセ)がヘッドで決めて2-0とした。これが玉宁(フィテッセ)にとって嬉しい代表初ゴールとなった。

68分にはゴール前の混戦から玉宁(フィテッセ)が3点目を奪い、この日2ゴール。若手の台頭を堂々と示した。その後、2点返される展開となったが、後半ロスタイムには胡人天(天津泰達)がダメ押し。4-2で勝利した。

この試合、玉宁(2ゴール)、胡人天(1ゴール)と若手が結果を出したことが何よりの収穫であった。高洪波が監督になってから、鄭智を代表からはずし、若手を積極起用している高洪波監督。アジア最終予選では、どんな陣容でどんな戦いを見せてくれるだろうか。

※当ブログでは、中国1部リーグの呼称を中国で一般的に使われている「中超」に統一いたします。「中超」は中国語の「中国超級」(中国スーパーリーグ)の略で、日本でいうJ1に相当します。また、香港プレミアリーグについては「香港プレミアリーグ」と記します。