リッピが登場!御前試合の恒大は広州ダービーを引き分ける
※当ブログでは、中国1部リーグの呼称を中国で一般的に使われている「中超」に統一いたします。「中超」は中国語の「中国超級聯賽」(中国プレミアリーグ)の略で、日本でいうJ1に相当します。
また、香港プレミアリーグについては「香港超級聯賽」と記します。
この試合には見どころがいくつかあった。
広州ダービーであること。
カンナバーロ監督が恒大のスタメンを全員中国人選手で組んできたこと。
そして、もっとも注目を集めたのは、リッピが広州に降り立ったことだ。しかもスタジアムまで足を運んで現地観戦した。
恒大にとってはホームでもあり負けられない試合。だが、結果は引き分け。しかも、途中出場のグラールのゴールがなければ、あわや敗戦という試合だった。
これで第11節を終えた時点での順位は、広州恒大、上海上港、山東魯能、北京国安が勝ち点22で並ぶ結果となっている。上海上港を除く3チームは優勝争いの常連。上海上港がコンカ効果でこの3チームに食い込んでいるのと、広州恒大が決して圧倒的な強さを見せているわけではないことが特徴だ。