【公式】松本忠之「中国人は反日なのか」(コモンズ出版)著者のブログ

中国が発信している情報を偏見なく紹介します。その他、趣味のサッカー(ガンバ大阪/清水エスパルス/バルセロナ)やお酒の話題など。

欧州CLグループリーグを分析

イングランド・オランダ・日本・中国の各国の指導者ライセンスを所持するサッカースクール!

小松英之の連載がブログで紹介されました!

■グループA

マンチェスター・ユナイテッドイングランド

シャフタール・ドネツクウクライナ

レヴァークーゼン(ドイツ)

レアル・ソシエダ(スペイン)

■グループB

レアル・マドリー(スペイン)

ユヴェントス(イタリア)

ガラタサライ(トルコ)

コペンハーゲンデンマーク

■グループC

ベンフィカポルトガル

パリ・サンジェルマン(フランス)

オリンピアコスギリシャ

アンデルレヒト(ベルギー)

■グループD

バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)

CSKAモスクワ(ロシア)

マンチェスター・シティイングランド

ビクトリア・プルゼニチェコ

■グループE

チェルシーイングランド

シャルケ(ドイツ)

バーゼル(スイス)

ステアウア・ブカレストルーマニア

■グループF

アーセナルイングランド

マルセイユ(フランス)

ボルシア・ドルトムント(ドイツ)

ナポリ(イタリア)

■グループG

ポルトポルトガル

アトレティコ・マドリー(スペイン)

ゼニト・サンクトペテルブルク(ロシア)

オーストリア・ウィーン(オーストリア

■グループH

バルセロナ(スペイン)

ミラン(イタリア)

アヤックス(オランダ)

セルティックスコットランド

まずやはり注目するのは、GLにおける強豪同士の戦い。

強豪がひしめくグループはいわゆる「死のグループ」となるからだ。

「欧州CLともなれば、簡単なGLなど存在しない」というメッシのコメントを大前提として、それでもあえて見てみると、死のグループは「F」と「H」だろう。

「F」の場合は、かなり力が拮抗している4チームがそろった。

「H」はミランが一歩、バルサは二歩ほど抜き出ているが、他の2チームも決して対抗できないチームではない。特にホームでの戦いになれば、ミランには十分対抗できるチームだ。気をつけなければならないのはアウェイゴール。このルールによって足元をすくわれる展開もありうるだろう。

また、グループBも簡単ではない。順当にいけばレアルとユーベだろうが、この2チームもやすやすと決勝トーナメントへ進めるわけではないだろう。手ごわい相手が入っている。

個人的な注目はグループD。もちろん、本田のいる(残留した場合)CSKAがいるからだが、マンCが欧州CLでもしっかりと結果を出せるかどうかにも注目している。その意味で、昨季の王者バイエルンがこのグループに入っているのが興味深い。本田の個の力はどこまでバイエルンに通用するのか。また、マンCがしっかりと実力を発揮すれば、バイエルンにも十分対抗できる。圧倒的な強さを誇るバイエルンだが、今年は監督が変わった。ベップ率いるバイエルンが欧州CLの舞台でどこまで見せてくれるのか。

同じ意味でグループEも注目だ。内田のシャルケは最高でBEST4まで進んだことがある。このグループならBEST16も十分狙える。そして、モウリーニョチェルシーでどこまで上位に上がれるのか。

マンUにとっては比較的恵まれたグループといっていいのではないか。それがグループA。もちろん、香川に出場してほしい。一部報道ではマンU側がリーガのクラブに香川のレンタル移籍を打診したなどとあったが、真偽は定かではない。ともあれ、まだ新シーズンになってから公式戦の出場がない香川を欧州CLの舞台で見たい。

グループCは個人的にベンフィカを応援する。

なぜなら、私が現地で観戦したことがあるチームだからだ。あの時の赤いサポーターたちは忘れられない。耳をつんざく声援。昨季はBEST16へは進めなかった。今季こそ、勝ち抜いてほしい。

今季も欧州最高峰の戦いが始まる。

(筆:小松英之)

小松英之(こまつひでゆき)

サッカーコラムニスト。

サッカー専門ブログ「BEE Football Spirit」アドバイザー、コラムニスト。

【略歴】

静岡生まれ。

小さい頃から地元の高校である清水商業や清水東、東海第一(当時)、静岡学園などの試合を見て育つ。Jでは清水サポ。大学卒業後に中国に渡り、日本代表やJリーグの観戦ができなくなるが、あふれるサッカー熱は抑えきれず中国サッカーの観戦及び取材を行うようになる。

【観戦経験】

英プレミア:マンU(香川移籍後)、チェルシーマンチェスターC。

リーガ:バルセロナ

セリエ:ユベントス、ローマ。

欧州CL:バルセロナベンフィカ

【中国Cリーグ】

中国サッカーへの造詣が深く、山東魯能をはじめ上海申花武漢卓アルといったクラブ関係者と交流があり、Jリーグのアジア枠設置に伴い、中国人選手がJリーグへ移籍する際の窓口の一つにもなっている。また、元中国サッカー協会会長の閻世鋒氏とは何度も会食している。

08年 Cリーグ武漢光谷の日系企業スポンサー募集担当。

08年 山東魯能のCリーグ優勝祝賀パーティーに日本人として初めて正式招待。

09年 アジアチャンピオンズリーグ 山東魯能日本人アドバイザー。

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