チェルシー来日。タイトルの重要性は？
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欧州王者のチェルシーがクラブW杯のために来日した。
今大会のタイトルは、チェルシーにとってどれだけ重要なのだろうか。その重要度によって、選手のモチベーションもちがう。
欧州CL敗退というまさかの展開があっただけに、チェルシーにとって、さらには代わったばかりのベニテス監督にとって、このクラブW杯の重要度が増したことは間違いない。クラブや監督にとって、結果とはつまりはタイトルだ。タイトルにも優先順位があるのは周知だが、優先順位の際たる欧州CLのタイトルがなくなった今、「獲れるタイトルはすべて」という思いはあるだろう。
もちろん、それは選手にとっても同じだろう。
チームがタイトルを獲れなければ自身の評価もあがらない。市場価値は下がってしまう。リーグ戦、カップ戦、欧州リーグなど、クラブW杯以外にもまだタイトルはあるが、最高峰の欧州CLのタイトルがなくなった今、世界的注目度という意味では、クラブW杯は悪くはないタイトルのはずだ。
さらには、やはり欧州代表というプライドもある。
無残に敗退すれば、欧州メディアがチェルシーを袋叩きにするだろう。ただでさえ、前回王者が欧州CLでGL敗退という失態を演じてしまった今季。これ以上の失態は誰しもが避けたいところだろう。
チェルシーが登場するのは１３日。
＜筆：小松英之＞
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