【公式】松本忠之「中国人は反日なのか」(コモンズ出版)著者のブログ

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【連載】海を越えたピッチからの便り009

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いいプレーをした子にかける声、ミスした子にかける声、まじめな性格の子にかける声、負けず嫌いの性格の子にかける声。それぞれすべてが自然体である。

野口は恐らく無意識でやっているに違いない。

しかし、その声のかけ方は時にユーモアであり、時に励ましであり、時に叱咤であり、また時に感動的ですらある。それを野口は無意識でやっている。それは、子供たちへの深い愛情と、サッカーを通じて何かを伝えたいという情熱、そして、野口自身のサッカーが好きという純粋な気持ちが土台になっているからこそだ。

私は見て取った。野口の情熱と覚悟は、半端なものではない、ということを。

そんな中、私が目にした光景が、この連載の冒頭のシーンである。

子供たちの心の変化を見逃さず、敏感に感じ取る。そして、いうべきことをしっかり指導する。容赦はしない。そんな、愛情に裏打ちされた厳しさが野口の指導の真髄と言っていいかもしれない。

続く

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小松英之【連載】海を越えたピッチからの便り

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