【公式】松本忠之「中国人は反日なのか」(コモンズ出版)著者のブログ

中国が発信している情報を偏見なく紹介します。その他、趣味のサッカー(ガンバ大阪/清水エスパルス/バルセロナ)やお酒の話題など。

松本忠之 "The 30Min Gig" in Osaka MK2 on Feb. 8, 2019

【セットリスト】
1, Stand By Me (By Ben E. King in 1961)
2, Hotel California (By Eagles in 1976)
3, I Don't Want to Miss a Thing(By Aerosmith in 1998)
4, It's My Life (By Bon Jovi in 2000)
5, September (By Earth, Wind & Fire in 1978)

【解説】

1, Stand By Me (By Ben E. King in 1961)
言わずと知られた世界的スタンダード。John Lennonがカバーし、また1986年公開の同タイトルの映画でも主題歌として使われた。黒人霊歌の「Lord,Stand by Me」という曲にインスパイアされたBen E. Kingによって作詞・作曲された。

Ben E. King
本名:Benjamin Earl King
出身:Henderson, North Carolina, U.S.
ジャンル:ソウル
年代:1938年~2015年
アウトライン:1958年にリードシンガーとしてドリフターズに加入。「ダンス・ウィズ・ミー」などの数々のヒットを放つ。 1960年にドリフターズを脱退しソロ歌手に転向。1961年に「スタンド・バイ・ミー」が大ヒットした。この曲はスタンダードナンバーとしてジョン・レノンをはじめ多くの歌手にカバーされている。1986年には映画「スタンド・バイ・ミー」の主題歌に起用されてリバイバルヒットした。ベン・E・キングスタンド・バイ・ミー財団を設立し、慈善活動を行っていた。2015年4月30日、ニュージャージー州ハッケンサックハッケンサック大学メディカル・センターで死去。享年76歳。

 

2, Hotel California (By Eagles in 1976)
こちらも非常に有名な世界的なスタンダード。歌詞に登場するホテルと物語り風のストーリーはすべて架空。しかし、架空であるがゆえに、例えば「コリタス」というカリフォルニア州の地名がメキシコでは「マリファナ」の隠語であるとか、蒸留酒を指す「Spilit」が魂を意味する「Spilit」と解釈されるなど、実に多くの解釈が広まった。これについて作詞を担当したリードボーカルドン・ヘンリーはあるインタビューで「歌詞の拡大解釈にはずっと驚いている。この内容はアメリカ文化の度を越した不品行と、当時、私達の知合いだった女の子達についてのものだった。しかし同時に、芸術と商業主義との危ういバランスについてでもあった」と述べている。

Eagles
結成:Los Angels, California, U.S.
ジャンル:ロック
年代:1971年~1982年。1994年~
アウトライン:1971年デビュー。アメリカ西海岸を拠点に活動。トータルセールスは1億2000万枚を超える。代表曲は「テイク・イット・イージー」「ならず者」「呪われた夜」「ホテル・カリフォルニア」など。「ローリング・ストーン誌の選ぶ歴史上最も偉大な100組のアーティスト」において第75位にランクインした。メンバー間の不仲が原因で、メンバーを入れ替えながら活動を続けていたが、1980年に活動を停止、1982年に解散。しかし1994年に再結成し、1998年にはロックの殿堂入りを果たした。


3, I Don't Want to Miss a Thing(By Aerosmith in 1998)
1998年公開の映画『アルマゲドン』の主題歌。全米シングルチャート1位を獲得。意外なことに、28年間の活動期間でバンドが全米チャート1位を獲得したのはこの曲が初めてだった。映画の世界的な大ヒットとともに、この曲も世界に広まり、オーストラリア、ドイツ、アイルランドオーストリアノルウェー、イタリア、オランダ、スイスなど各国チャートで1位を記録した。作詞作曲はバンドメンバーではなく、女性売れっ子ソングライターであるダイアン・ウォーレンである。

Aerosmith
結成:Boston, Massachusetts, U.S.
ジャンル:ロック
年代:1970年~
アウトライン:1970年デビュー。アメリ東海岸を代表する世界的なグループ。1990年の初受賞以来、4度のグラミー賞を獲得。2001年にロックの殿堂入り。ウォール・ストリートジャーナルの「史上最も人気のある100のロックバンド」にて10位にランクイン。トータルセールスは、全世界で1億5,000万枚以上。代表曲に「Walk This Way」「Crying」「Angel」「Eat The Rich」「Falling in Love」など多数。映画「アルマゲドン」に出演したハリウッド女優、リヴ・タイラーは、ボーカルのスティーヴン・タイラーの実娘である。


4, It's My Life (By Bon Jovi in 2000)
2000年にリリースされた7枚目のアルバム「クラッシュ」収録。各国のシングルチャートではドイツで2位、イギリスで3位、オーストラリア、アイルランドで5位などとヒットした。日本でもヒットし、1980年代のファン層だけでなく、若年層の新たなファンを獲得するきっかけとなった。往年の名曲「リヴィン・オン・ア・プレイヤー」と同じトーキング・モジュレーションが効果的に使用されており、また同曲の歌詞に登場した架空の男女「Tommy & Gina」が歌詞に再登場することから、「21世紀のBon Joviのアイコン的な楽曲」ともいわれる。
Bon Jovi
結成:Sayreville, New Jersey, U.S.
ジャンル:ロック
年代:1984年~
アウトライン:ニュージャージーで結成されたロックバンド。レコード売上総数は1億2000万枚以上。日本でも圧倒的な人気を誇り、1984年の初来日以来、日本公演は100回以上を誇る。「リヴィン・オン・ア・プレイヤー」「禁じられた愛」「バッドメディシン」「It's My Life」などヒット曲多数。2018年「ロックの殿堂」入りを果たす。

 

5, September (By Earth, Wind & Fire in 1978)
1978年発表。アメリカのビルボード総合チャートで8位、R&Bチャートで1位を獲得。全英チャートでも3位を獲得。アース・ウィンド・アンド・ファイアーの代表楽曲であり、同時にディスコソングの代表曲としても世界的に知られている。リズミカルでノリのいい曲であり、またサビ部分の特徴的なスキャットなどインパクトがあることから、テレビ番組やイベントなどの効果音としても多様されている。
【Earth, Wind & Fire】
結成:Los Angels, California, U.S.
ジャンル:ファンク
年代:1970年~
アウトライン:アース・ウィンド・アンド・ファイアー(Earth, Wind & Fire)は、アフリカ系アメリカ人によるファンクミュージック・バンドである。R&B、ファンク、ソウル、ジャズなどのジャンルを融合させ、新たなポップミュージックの世界を開拓した。ファンクやディスコが全盛だった1970年代を象徴するバンドとして知られる。日本での人気も高く、来日公演も多い。DREAMS COME TRUEのベーシスト・中村正人氏はこのバンドの影響を強く受けたと言われている。