【公式】松本忠之「中国人は反日なのか」(コモンズ出版)著者のブログ

中国が発信している情報を偏見なく紹介します。その他、趣味のサッカー(ガンバ大阪/清水エスパルス/バルセロナ)やお酒の話題など。

【中村祐人】Dialogue with Yuto Nakamura No.010 2 of 5

Dialogue with Yuto Nakamura No.10
December, 2017
2 of 5

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---この試合、Taipo FCは前半だけで3ゴールを奪って、3-0で快勝しました。中村選手は先発フル出場していますが、プレーしていて、余裕があったのではないですか?
中村「まぁ前半のうちに3点を取れましたからね。前半は確かに余裕はありました」

---前半は、というと、後半はどうでしたか?
中村「予想していたことではありますが、ユンロンも後半は攻勢に出てきて、それをしっかり受ければよかったのですが、相手にチャンスを結構作らせてしまったし、後半だけを見たら、3-0というスコアほどに差はなかったです。なので、よくない形で試合を終えてしまったのは反省点です」

---しかし、失点はゼロですね。
中村「はい。そこは評価できると思います」

---失点こそしなかったが、いい形で試合を終えることができなかったというのは、後半にユンロンが攻勢に出てきたときに、チームが引いてしまった、ということでしょうか?
中村「そうですね。ある程度自分たちでもDFを下げて、カウンターで、という意識はあったのですが、ユンロンの攻勢はそれ以上だったので、ボールの奪いどころがはっきりせず、奪えても後ろに人数をかけていたから、効果的なカウンターもできず、苦しい展開でしたね」

---前半で3点を取ったことで、後半は、失点するまでは、4点目を奪う必要もない。チームはそんな雰囲気だったのでしょうか?
中村「そういうわけではないです。このまま3-0で終わらせられればいいよね、というのは確かにありましたが」

---この試合は3-0で勝利していますが、以前のインタビューで「試合をクローズさせてしまう(相手の息の根を止めてしまう)追加点が取れないことが課題」とおっしゃっていましたね。でも、この試合は3点目まで奪いました。課題は克服されてきているのでしょうか?
中村「そうですね。うちのチームはDFからリズムを作るチームだと思うんですけど、2点目取ってからも、しっかり前線からの守備ができていたし、ボールも奪えていた。セットプレーのチャンスも作れていた。そういう意味で、11人が全員、しっかりと同じ方向を向いてプレーできていたのだと思います」

---3-0での勝利は素晴らしい結果です。その一方で、後半だけ見ると0-0です。中村選手にお伺いしたいのは、後半もアグレッシブに攻撃を仕掛けて、たとえ失点しても4-1や5-2というスコアで試合を終えるほうがいいのか、それとも、今回のように失点しないことを最優先に3-0で試合を終えるほうがいいのか。理想としてはどちらですか?
中村「個人的には失点したくないので、後者ですね。特に今季、うちのチームは昨季に比べて失点が多いんです。それだけに、この試合はクリーンシートで終えたいと思っていました。だから、たとえ5点、6点と得点を重ねたとしても、失点を許してしまうような試合展開だと、僕の中では価値が下がってしまいますね」 


続く

 

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