【公式】松本忠之「中国人は反日なのか」(コモンズ出版)著者のブログ

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【中村祐人】Dialogue with Yuto Nakamura No.03 5/5

「FOOT×BRAIN」にも出演!中村祐人

Dialogue with Yuto Nakamura No.3

September, 2017

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—それに、君のパスは、受け手側がすぐに次のプレーに移れるよう出されているように見えるね。だから、君が起点になってパスをさばくと、チームにいいリズムが生まれるんだと思ったよ。

中村祐人「パスは強弱だったり、相手の受ける足(左右どちらの足か)だったり、そういう部分でメッセージを込められるからね。例えば、ここはターンしてくれとか、ワンタッチで落としてくれれば、こっちはもう3人目が見えているぞとか、そこはすごく意識しながらプレーしているよ」

—改めて、イースタンに3-1と逆転勝利。たとえ相手が後半早い段階で退場者を出したとはいえ、0-1とリードされてからの、後半だけで3点を奪っての勝利。これは、今後のリーグ戦を戦う上で、どうチームに影響するだろうか?

中村祐人「すごく自信になると思うよ。若い選手も結果を出せたし。でも、チームとしてはまだ課題は山積みだし、油断はできないよ。新加入選手もまだフィットしていないしね。後で振り返ったときに、Taipoはイースタンには勝ったけど、その後、勝てなかったね、となってしまう可能性はまだまだあるからね」

—新加入選手のチームへの早期フィット以外に、大きな課題としては、どんなものがあるんだい?

中村祐人「Taipo FCのカラーに、アグレッシブなサッカーというのがあるんだけど、そこに早く新加入の選手が慣れて、チーム全体としてそれを確立する必要があると思ってる。僕はベテランというか、チームの中心選手として、そこのサポートはしっかりしていきたいと思ってるよ」

—ところで、神戸でプレーするポドルスキが、ドイツ誌の「キッカー」で、「日本人選手は遠慮深くて、優しくて、謙虚だけど、それはサッカーの試合においては必要ない」というニュアンスの話をしていたんだけど、海外で長くプレーしている日本人である君は、これを聞いてどう思う?

中村祐人「うーん…。まぁ主張すべきときは主張しないといけないと思うけど‥。どうだろう。ポドルスキがそう言っているなら、そうなんじゃない?って感じかな(笑)」

—君自身はどちらかというと、よく主張する方かい?

中村祐人「主張する方だと思うよ。僕はわりと反発を生むタイプの選手だったと思う。やっぱりFWっていうポジションは(周りから)使われるポジションだから、どんどん主張しないと、こっちが求めていることが伝わらないしね。だから、たとえ新加入選手でも、どんどん主張していかないと。ピッチの上ではね。そうやって連携がよくなっていくし、プロなんだから、主張すべきときはしないといけないと思うよ」

—どうもありがとう。改めて、昨日はおめでとう!そして、今後のチームの活躍を楽しみにしているよ!

「FOOT×BRAIN出演直後の中村祐人を独占取材! 10000字インタビュー」