【公式】松本忠之「中国人は反日なのか」(コモンズ出版)著者のブログ

中国が発信している情報を偏見なく紹介します。その他、趣味のサッカー(ガンバ大阪/清水エスパルス/バルセロナ)やお酒の話題など。

【新企画】Dialogue with Yuto Nakamura No.01 3of4 〜ダイアログ with 中村祐人〜

「FOOT×BRAIN出演直後の中村祐人を独占取材! 10000字インタビュー」

「橋本浩之氏、ZZ氏、松本忠之氏の2017中超の順位予想はこちら」

Dialogue with Yuto Nakamura No.01

201707

At King Ludwig Beer hall (Causeway bay), HongKong

3of4

—ところで、ポドルスキヴィッセル神戸に入団したよね。どう感じてる?

中村「シンプルに、日本サッカーにとって財産だね。お金を払ってでも見たいと思わせる選手が、今のJリーグにどれだけいるかを考えると、特にね」

—あれだけのワールドクラスが加入すると、同じチームでプレーする選手はどんな影響を受けるんだい?

中村「実績やプロキャリアの積み重ねによる風格やオーラはすごく感じることができるだろうね。それに、ポドルスキならあの左足から繰り出されるシュートの重さや速さ。そういうものを感じることができるんじゃないかな」

ここで、筆者が注文した1リットルのジョッキが運ばれてくる。黒ビールなだけに、「これ(見た目)コーラじゃん!」と突っ込む中村祐人。筆者はジョッキ片手に中村夫人に携帯で写真を撮ってもらう。

そして、ここで妻への感謝と尊敬の言葉を口にした中村祐人。いわく、香港でサッカー指導者に関する講習会に参加したところ、そこで語られる内容と、日頃から自身をサポートしてくれる妻の理論と実践が、ピタリと一致しているのだという。

例えば、中村祐人は練習や試合後、すぐにおにぎりを食べる。そこには栄養学的な深い意味があるのだが、中村夫人のプロフェッショナルはそこだけに留まらない。何気ないたった一個のおにぎりも、中村祐人の体質(海苔を消化しにくいらしい!)や香港の気候などを考慮して作られているのだという。

プロの妻もプロ。中村祐人は「だから僕たちは二人で闘ってるんです」と優しく妻の肩に手を乗せた。まさに二人三脚で進んでいる中村夫妻の、お互いへのリスペクトが垣間見えたワンシーンであった。

続く

※当ブログでは、中国1部リーグの呼称を中国で一般的に使われている「中超」に統一いたします。「中超」は中国語の「中国超級」(中国スーパーリーグ)の略で、日本でいうJ1に相当します。また、香港プレミアリーグについては「香港プレミアリーグ」と記します。