今夜、アウェイのシリア戦!気になる中国代表スタメンは?
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ロシアW杯アジア最終予選
シリア(H)vs中国
イランがW杯本大会出場を決めたグループA。中国はプレーオフの可能性すら極わずかだが、リッピが監督に就任し、「残り3試合全勝」という明確な目標を掲げて臨む。
主将でボランチの鄭智を欠くほか、中国はGK王大雷、FWの王永珀も怪我でシリア戦は出場できない。となると、気になるのは前線のメンバー構成だ。それも含めて予想スタメンを見てみよう。
GK:曾
DF:涵文,琳芃、霆、王超
MF:黄博文、吴曦、稀哲
FW:武磊、郜林、于超
リッピは4231と433をメインにトレーニングしているという。GK王大雷の代わりは当然、曾。ここはどちらが出ても遜色ない。DFも若手の積極的起用でしっかりとクリーンシートを勝ち取りたい。
そして気になる中盤から前線だが、ポイントになるのは稀哲。4231で来るなら稀哲はトップ下に入るが、433の場合はどちらかというと4123のようになり、稀哲はアンカー的役割になる。日本代表が山口蛍をアンカーに置くのか、(現在は怪我中だが)長谷部と山口蛍のダブルボランチで香川をトップ下に置くのかに似ている。ただ、トップ下だろうとアンカーだろうと、稀哲が一人でその役割をこなすと予想する。
そして、王永珀がいないFW陣には、期待の成長株である玉宁に期待が集まるが、しかし玉宁はスーパーサブとして後半からの途中出場でドリブル突破を期待し、スタメンには現在クラブで調子のいい于超を起用と予想する。于超のサイド突破から武磊、郜林が決める。これがひとつの重要なシリア戦のゴールパターンだ。
果たして、結果はいかに。
※当ブログでは、中国1部リーグの呼称を中国で一般的に使われている「中超」に統一いたします。「中超」は中国語の「中国超級」(中国スーパーリーグ)の略で、日本でいうJ1に相当します。また、香港プレミアリーグについては「香港プレミアリーグ」と記します。