【公式】松本忠之「中国人は反日なのか」(コモンズ出版)著者のブログ

中国が発信している情報を偏見なく紹介します。その他、趣味のサッカー(ガンバ大阪/清水エスパルス/バルセロナ)やお酒の話題など。

一点差あれば十分?広州恒大がホームで先勝

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ACLベスト16 1st

広州恒大(H)1-0鹿島アントラーズ

広州恒大がホームで先勝した。75分、CKからパウリーニョが押し込んだ。

天河スタジアムだけに、もっとゴールが欲しかった、と今までは感じていただろう。しかし、ここ数年でそんな広州恒大に対する見方が、中国サポーターの間で変化しているようだ。

ネットには「一点差での勝利はスコラーリのスタイル」「リーグでも、ACLでも、点差は一点あれば今の恒大は勝てる」といった論調が少なくないのだ。

これまでは、圧倒的な攻撃力で、ひと試合3点、4点と取って勝ってきた広州恒大。だが、中国リーグ六連覇、ACL常連となってからは、当然相手も研究してくる。そう簡単に大量得点になるはずがない。その証拠に、国内リーグのここ数試合を見ても、上海申花や江蘇蘇寧といった強豪には一点差でしっかり勝利している。

とはいえ、ACLではJの王者、鹿島が相手。しかも次はアウェイ。簡単には勝たせてもらえないだろうが、スコラーリがどんな采配でベスト8進出を演出してくれるのか。

楽しみだ。

※当ブログでは、中国1部リーグの呼称を中国で一般的に使われている「中超」に統一いたします。「中超」は中国語の「中国超級」(中国スーパーリーグ)の略で、日本でいうJ1に相当します。また、香港プレミアリーグについては「香港プレミアリーグ」と記します。