【公式】松本忠之「中国人は反日なのか」(コモンズ出版)著者のブログ

中国が発信している情報を偏見なく紹介します。その他、趣味のサッカー(ガンバ大阪/清水エスパルス/バルセロナ)やお酒の話題など。

イランのアウェイ洗礼に中国待った!前日会見をキャンセル

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ロシアW杯アジア最終予選

イラン(H)vs中国

戦いはすでに始まっていた。

中国が前日会見をキャンセル。なんとかリッピ監督だけは囲み取材に応じたが、FIFAが規程する「いつもの」会見ではなかった。なぜか。以下、中国サッカー協会のコメントである。

「まず、会見の場所。FIFAの規程には、前日会見は試合が行われるスタジアムにて行われると明記されており、それ以外の場所で行う場合は事前に対戦国の同意を得る必要があるとも明記されている。しかし、イランは試合会場とは別の会見場を指定してきた。我々は同意していない」

「次に時間。慣例により、前日会見は試合会場でのトレーニングの一時間前に行うのが通例だ。その方が移動の手間が取られないから。しかし、イランは12:30を指定した。その時間帯は昼食の時間だし、中国代表のトレーニングまで4時間も時間がある。ホテルからスタジアムまでは一時間。これでは、移動の手間がかかってしまう」

FIFAの規程や慣例を犯すイランのやり方に怒り心頭の中国代表。かろうじてリッピ監督の取材だけは敢行した。果たして、ピッチ上ではどんな結果になるのか。

今夜、キックオフだ。

※当ブログでは、中国1部リーグの呼称を中国で一般的に使われている「中超」に統一いたします。「中超」は中国語の「中国超級」(中国スーパーリーグ)の略で、日本でいうJ1に相当します。また、香港プレミアリーグについては「香港プレミアリーグ」と記します。