【公式】松本忠之「中国人は反日なのか」(コモンズ出版)著者のブログ

中国が発信している情報を偏見なく紹介します。その他、趣味のサッカー(ガンバ大阪/清水エスパルス/バルセロナ)やお酒の話題など。

中村祐人が躍動!1G1Aでチームも5-1で大勝!

「FOOT×BRAIN出演直後の中村祐人を独占取材! 10000字インタビュー」

【お知らせ】

いよいよ3/3から開幕する中超2017シーズン。

本ブログではウェブ座談会と称して、中国サッカーに詳しい3名のサッカーフリークによる中超2017のシーズンを占う対談を行いました。

開幕直前に公開予定です。お楽しみに!

香港プレミアリーグ

和富大埔(H)5-1ペガサス

中村祐人が躍動した。

前半14分。大埔は右後方からFKのチャンス。ゴール前に放たれたクロス呂志興が頭で合わせると、GKはなんとか右手一本でボールを弾き出す。しかし…

そこにいたのが中村祐人。自分が弾いたボールを慌てて拾いにくるGKを冷静に見極め、こぼれ球をゴールに押し込んだ。チームに勢いと余裕をもたらす、鮮やかな先制点だ。

中村は常に語っている。「ずば抜けたフィジカルやスピードを持っていない自分がこの世界で生き抜くために、プレーを磨いてきた」。セカンドボールへの読み、ポジショニング、一瞬の出だし、判断力、そしてゴール前の冷静さ。中村祐人のプロフェッショナルな要素が垣間見えるゴールであった。

さらに、チーム2点目では絶妙なスルーパスでアシストを記録した。中盤から楔のパスが入ると、ポストプレーから中村のスルーパスまで、すべてワンタッチ。流れるような美しい連携でゴールが決まった。

試合後、「今日は最高の試合でした」と振り返った中村祐人。チームも15試合を終えて7勝3分5敗の勝ち点24で6位をキープ。チームはリーグ終盤に向けて、さらに熟成されていくだろう。

※当ブログでは、中国1部リーグの呼称を中国で一般的に使われている「中超」に統一いたします。「中超」は中国語の「中国超級」(中国スーパーリーグ)の略で、日本でいうJ1に相当します。また、香港プレミアリーグについては「香港プレミアリーグ」と記します。