【公式】松本忠之「中国人は反日なのか」(コモンズ出版)著者のブログ

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リッピ監督による新生中国代表の目標は「4つ勝ってプレーオフ進出」

中村祐人が15~16シーズンを振り返る。最新インタビュー

リーグ戦が終わり、今季は残すところカップ戦の決勝だけとなった中超。そんな中、俄然、注目を集めているのが新生中国代表だ。もちろん、リッピが監督に就任したからである。

中国サッカー協会が明かしたところによると、同協会は「三顧の礼」をもってリッピを監督に迎えたという。来季は広州恒大の監督就任が決まっていたところをお願いしたのだから、それくらいは当然か。それでも、これまでサッカーの世界で監督を迎えるのに、中国が誇る歴史的なこの一句を聞くのは初めてのことに思える。

リッピはわかりやすい目標を掲げた。それがプレーオフ狙いだ。そのためには4つか5つは勝たなくてはならないが、その勝利数も提示した。はっきり言って厳しい、非常に厳しい戦いである。しかし、新指揮官がしっかりと目標を示したことで、メディアをはじめ中国サッカーファンの間にも蔓延していたあきらめモードが一掃されたように感じる。

どんな指揮を見せてくれるのか。新生リッピ中国が楽しみだ。

※当ブログでは、中国1部リーグの呼称を中国で一般的に使われている「中超」に統一いたします。「中超」は中国語の「中国超級」(中国スーパーリーグ)の略で、日本でいうJ1に相当します。また、香港プレミアリーグについては「香港プレミアリーグ」と記します。