【公式】松本忠之「中国人は反日なのか」(コモンズ出版)著者のブログ

中国が発信している情報を偏見なく紹介します。その他、趣味のサッカー(ガンバ大阪/清水エスパルス/バルセロナ)やお酒の話題など。

来季ACL出場チームが確定。古豪復活!

中村祐人が15~16シーズンを振り返る。最新インタビュー

広州恒大の6連覇が決まった今季の中超。

リーグ戦は残り2節、カップ戦は決勝戦の2試合を残しているが、この時点で来季ACLの出場チームが決まる結果となった。

まずリーグ優勝の広州恒大、そしてリーグ2位を確定させた江蘇蘇寧が出場決定。ただし、この2チームはカップ戦の決勝にも進出しているため、リーグの3位と4位が来季ACLの出場権(プレーオフから)を得ることとなった。

その3位と4位のチームとは、上海上港と上海申花。あと2節を残して上海申花が勝ち点差わずか1で3位だが、当然、4位の上海上港もこのまま終わりたいわけではない。すでに来季のACLを決めてはいるものの、3位争いは最後までデッドヒートしそうだ。しかもお互い上海のチームだからなおさらである。

それにしても、かつて、中国クラブがまだ「爆買い」と呼ばれるはるか前から、アネルカドログバなどの世界的ビッグネームを補強してきた、いわば「爆買いの先駆け」的存在の古豪、上海申花がついにACLの舞台に舞い戻ってくる。これは楽しみだ。近年は広州恒大北京国安山東魯能プラス1という構図が続き、それを打ち破ったのが上海上港と江蘇蘇寧だった。そこについにかつてのACL常連チームが加わり、来季ACLを戦う。

来季も楽しみだが、まずは3位争い、そして11月に行われるカップ戦の決勝の結果を楽しみたい。

※当ブログでは、中国1部リーグの呼称を中国で一般的に使われている「中超」に統一いたします。「中超」は中国語の「中国超級」(中国スーパーリーグ)の略で、日本でいうJ1に相当します。また、香港プレミアリーグについては「香港プレミアリーグ」と記します。