【公式】松本忠之「中国人は反日なのか」(コモンズ出版)著者のブログ

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やはり裏が!?プレミア経験もあるあの選手が高洪波前監督に言及

中村祐人が15~16シーズンを振り返る。最新インタビュー

やはり何か裏があったのか…

マンCでもプレー経験のある元中国代表DFの孫継海が自身のウェイボーで、先日辞任した中国代表の高洪波前監督についてコメントした。そこには、「このような辞め方は、まさに男に非ず」という厳しいものだった。

また、0-2で敗れたウズベキスタン戦を振り返り、久々の代表復帰を果たしたベテランDF杜威のミスから失点したと指摘。そして、その杜威を招集し、鄭智を代表メンバーにも選出しなかったことに触れて「なぜ、あのポジションに鄭智を置かなかったのか」と采配についても批判した。

これにはネットも穏やかではなかった。

孫継海のコメントに対して次々とリアクションが発生し、その中にはサッカー関係者やサッカー選手も含まれている。中には「炎上商法だ」と、これから自分に関連する新製品(どんな製品かの情報はない)に向けてわざとやっているのではとの憶測まで飛び交った。

気になるのは、その真相だ。確かに、杜威を呼び戻したことと鄭智を外したことは驚きだった。シリア戦の時などは、シリア選手が「なんで鄭智がはずれたの?」と中国記者に逆質問するほどだった。その真相は未だに不明だ。そして孫継海は意味深にウェイボー内で、

「私と親しい人なら、私が言っていることが真実だとわかっている」

「中国代表を批判するつもりはない。しかし、それがなぜ自分が本当のことを言えないことと同義になるのか?」

「中国サッカーファンにも知る権利がある」

と、真相には触れずに、しかし何かしらの裏があっての、今回のメンバー選出や高洪波監督の辞任であることを匂わせた。

いったい、中国サッカーは健全に機能しているのだろうか。

※当ブログでは、中国1部リーグの呼称を中国で一般的に使われている「中超」に統一いたします。「中超」は中国語の「中国超級」(中国スーパーリーグ)の略で、日本でいうJ1に相当します。また、香港プレミアリーグについては「香港プレミアリーグ」と記します。