【公式】松本忠之「中国人は反日なのか」(コモンズ出版)著者のブログ

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あぁ悔やまれる杭州での敗戦…江蘇蘇寧

中村祐人が15~16シーズンを振り返る。最新インタビュー

中超第27節

江蘇蘇寧(H)2-1上海上

ホームの上海上港戦でしっかりと勝ち点3を得た。それだけに、優勝争いに向けて悔やまれる。もしも前節、杭州に負けていなければ…

広州恒大も今節きっちり勝利をあげて勝ち点60。2位江蘇蘇寧は53。その差7。つまり、次節にも広州恒大の優勝が決まる可能性がある(中超は合計30節)。しかもその可能性は非常に大きく、次節、広州恒大はホームに昇格組の延辺を迎えるのだ。

つまり、江蘇蘇寧にとって逆転優勝の望みであった第29節の直接対決(江蘇蘇寧のホーム)を待たずして優勝が決まってしまう可能性が大きいのだ。それもこれも、上海上港がホームで広州恒大と対戦し、引き分けに持ち込んだ前節、江蘇蘇寧がまさかの杭州緑城に0-3で敗れるという試合をしてしまったためだ。もしも杭州に勝っていれば、今節を終えた時点での勝ち点は広州恒大58、江蘇蘇寧が55で、直接対決で追いつける可能性が残されており、しかもそこで江蘇蘇寧が勝てば、優勝の行方は最終節に持ち越されるという、リーグ戦としても劇的なシナリオになっていた。

たら、ればの話をしても仕方がない。ともかく、江蘇蘇寧としてはもう広州恒大がつまずいてくれることを祈るのみだ。次節、江蘇は重慶力帆とアウェーで対戦。まずはしっかり勝利し、広州の結果を待つのみだ。

※当ブログでは、中国1部リーグの呼称を中国で一般的に使われている「中超」に統一いたします。「中超」は中国語の「中国超級」(中国スーパーリーグ)の略で、日本でいうJ1に相当します。また、香港プレミアリーグについては「香港プレミアリーグ」と記します。