【公式】松本忠之「中国人は反日なのか」(コモンズ出版)著者のブログ

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中国代表新監督に岡田監督はあり得るか?

中村祐人が15~16シーズンを振り返る。最新インタビュー

中国サッカー協会が会見を開き、中国代表の新監督探しについて語った。

「新監督探しはこれまでの経験と教訓をもとに、中国とアジアのサッカーをよく知る優秀な監督の中から探す。中国籍外国籍かは問わず、優秀な監督でさえあれば中国代表の指揮を取ってもらう可能性がある。その選考過程はこれまでと同じく、技術委員会が徹底した調査のもとに選出し、オファーを出すこととなる」

「中国とアジアのサッカーをよく知る優秀な監督」

中国籍外国籍かは問わない」

この文言を聞いた時にふと思ったのが岡田武史監督だ。「中国サッカーをよく知る」だったら、中国人監督や中国のクラブで指揮を取った外国人監督など、候補は数多いる。しかし、そこに「アジアもよく知る」という条件が加わると話は別だ。ヨーロッパや南米の監督はアジアをよく知っているとは限らないし、中国人監督もアジアで経験のある監督というと限られてくる。

アジア予選を勝ち抜かなければワールドカップに出場できない故に、非常に現実的な条件といえる。リストには、日本の岡田武史監督の名前も上がっているのではないだろうか。もしかしたらすでにオファーを前提とした水面下の接触が始まっているかもしれない。

いずれにせよ、どんな新監督を連れてくるのか。注目したい。

※当ブログでは、中国1部リーグの呼称を中国で一般的に使われている「中超」に統一いたします。「中超」は中国語の「中国超級」(中国スーパーリーグ)の略で、日本でいうJ1に相当します。また、香港プレミアリーグについては「香港プレミアリーグ」と記します。