優勝争いの鍵は上海上港
中村祐人が15~16シーズンを振り返る。最新インタビュー
残り5試合となった中超の現在の勝ち点は以下。
広州恒大56
江蘇蘇寧50
上海申花42
上海上港42
※得失点差で上海申花が3位
優勝争いからは脱落した上海上港だが、次節にホームで広州恒大、その次にアウェーで江蘇蘇寧と対戦するのだ。
上海上港は来季ACLのプレーオフ出場権を得られる3位を目指して同じ上海に拠点を置く申花と争うが、そのためにはここから首位、2位との2連戦で勝利が求められる。しかし、この2連戦での結果は同時に今季の優勝争いにも大きく影響してくるという状況なのだ。
しかも、この2連戦が終わってからも、山東魯能、天津泰達、河北夏華と難敵が続く。3位争い、優勝争いのどちらにも影響を及ぼす上海上港はまさに今季のリーグ最終結果を左右するキークラブなのだ。
まずは広州恒大戦。ここで広州恒大に土をつけることができれば、優勝争いはますますヒートアップすることだろう。結果が楽しみだ。
※当ブログでは、中国1部リーグの呼称を中国で一般的に使われている「中超」に統一いたします。「中超」は中国語の「中国超級」(中国スーパーリーグ)の略で、日本でいうJ1に相当します。また、香港プレミアリーグについては「香港プレミアリーグ」と記します。