【公式】松本忠之「中国人は反日なのか」(コモンズ出版)著者のブログ

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北京国安の意地!敵地でも広州恒大に屈せず

中村祐人が15~16シーズンを振り返る。最新インタビュー

中超第19節

広州恒大(H)0-0北京国安

リスケジュールされていた試合が行われ、アウェイの北京国安が意地を見せてスコアレスに持ち込んだ。

「これ以上、広州恒大にやられまい」

今季、リーグ戦一試合、カップ戦二試合とすでに3試合を行ったこのカード。いずれも広州恒大が勝利していた。それだけに、北京はチームもサポーターもこの試合は落とすわけにはいかないと意地を見せようと必死だった。

広州恒大相手に、天河スタジアムで失点しなかったことは評価できる。元々北京国安は堅守のチーム。今季こそ開幕からの不調が祟り、ザッケローニ監督の退任という非常事態に陥っているが、まるで昨季までの強い北京が戻ってきたようだ。

対する広州恒大は攻め立てたにも関わらずゴールを奪えず。しかも于超が怪我で交代という後味の悪い結果となった。VTRで見る限り于超の怪我は大きくはなさそうだが、ロシアW杯アジア最終予選が来月から始まるゆえに心配だ。

意地を見せた北京は暫定9位。スケジュールの都合上、2試合少ない。この2試合で勝ち点6を獲得できると計算すれば、順位は5位にまで跳ね上がる。つまり、まだまだ北京の今季は終わっていないということだ。

ザックもイタリアから北京を気にかけているに違いない。

※当ブログでは、中国1部リーグの呼称を中国で一般的に使われている「中超」に統一いたします。「中超」は中国語の「中国超級」(中国スーパーリーグ)の略で、日本でいうJ1に相当します。また、香港プレミアリーグについては「香港プレミアリーグ」と記します。