8月は山東魯能にとって「長期遠征」
中村祐人が15~16シーズンを振り返る。最新インタビュー
昨日お伝えした通り、今季の山東魯能はアウェー戦を目下9連敗と大の苦手としている。そんな山東魯能にとって、8月のスケジュールはまさに「長期遠征」そのものだ。
まず、8月に組まれた試合にホームゲームがない。すべてアウェーだ。さらに、8月最後の試合となるのはACLのFCソウル戦。海外遠征となる。
リーグ戦では16チーム中14位と開幕前からは信じられないような順位。一方でACLでは広州恒大がグループリーグ敗退にも関わらず勝ち残りベスト8。東アジアに限定すれば堂々たるベスト4である。このアンバランスを解消するためには、とにかくリーグ戦でアウェーゲームを勝ち取っていく以外にない。そして、きたるソウルでのアウェー戦では、最低でも引き分けを勝ち取りたいところだ。
山東魯能の暑く長い8月はすでに始まっている。
※当ブログでは、中国1部リーグの呼称を中国で一般的に使われている「中超」に統一いたします。「中超」は中国語の「中国超級」(中国スーパーリーグ)の略で、日本でいうJ1に相当します。また、香港プレミアリーグについては「香港プレミアリーグ」と記します。