北京国安を返り討ち！広州って恒大がベスト4へ

中村祐人が15~16シーズンを振り返る。最新インタビュー

中国FA杯のベスト8セカンドレグが行われ、広州恒大は敵地で北京国安を2-1で下した。

まさに「返り討ち」だ。

北京国安の謝監督は「1stを1-2で落としたが、2ndはホーム。必ず逆転しなければならない」と語って試合に臨んだ。その言葉通り、前半23分には稀哲のクロスを于大宝が決めて幸先よく北京が先制した。

しかし、ここからが広州恒大の本領発揮だった。前半35分には黄博文のCKからパウリーニョが頭で決めて同点に。これで勝ち抜くためにはさらに2ゴールが必要の北京国安。後半に入りさらに攻め立てるはずが、なんと後半開始早々に郜林に追加点を決められ2試合合計2-4。万事休す。その後、北京は追加点を取れず敗れた。

ザック解任というカンフル剤を投入したものの、なかなか結果がついてこない北京国安。やはり来季もACLを逃してしまうのだろうか。

※当ブログでは、中国1部リーグの呼称を中国で一般的に使われている「中超」に統一いたします。「中超」は中国語の「中国超級｣（中国スーパーリーグ）の略で、日本でいうＪ１に相当します。また、香港プレミアリーグについては「香港プレミアリーグ」と記します。