柳田伸明中国河北省での挑戦1/3
中村祐人が語るチームの見えざる変化。最新インタビュー
「優秀なプロサッカー選手となるには、まず人として優れてなければならない」
とある中国語ウェブサイトに、こんな中国語とともに、一人の指導者の名前が記載されていた。その名は、柳田伸明。
創価大学を卒業後、富士通、水戸で現役生活を送り指導者の道へ。そのほとんどの期間を大分ですごした。ユースからトップチームのあらゆる層でコーチや監督を務めた。
そして2016年。
柳田は、川崎Fで指導者キャリアを積んできた高畠勉らとともに、中国は河北省に拠点を置く河北華夏へアシスタントコーチ兼強化斑としてやってきた。河北華夏といえば、トップチームにあのラベッシとジェルビーニョが所属するクラブである。
なぜ中国のクラブに来たのか?柳田は言う。
「すごい野望を持ったクラブでした。実際にトップチームでは世界トップレベルの選手を獲得していますしね。それから、ユース世代の発展についてもしっかりした考え方を持っていたことも重要でした」
続く
※当ブログでは、中国1部リーグの呼称を中国で一般的に使われている「中超」に統一いたします。「中超」は中国語の「中国超級」(中国スーパーリーグ)の略で、日本でいうJ1に相当します。また、香港プレミアリーグについては「香港プレミアリーグ」と記します。