魯能サポーター困惑!どっちが本物の魯能なの?
中村祐人が語るチームの見えざる変化。最新インタビュー
サポーターの困惑も無理はない。
ACLではベスト8、東地区でいえばベスト4に進出。JやAの壁を破り、広州恒大がグループで敗退する中、上海上港とともに見事な戦いを見せている。何度も挑戦し、何度も跳ね返されてきたACL16の壁。今季、やっとそこを乗り越えて悲願のベスト8進出。否が応でも士気は上がってしまう。
にもかかわらず、いまいち士気があがらない。それどころか、サポーターはこれまでにない状況に困惑している。国内リーグだ。第11節までで勝ち点わずか9。順位は降格圏内。こんな成績はクラブ史上初という一大事だ。
これを受けて、メネーゼフ監督ら首脳陣は国際Aマッチデーでリーグが中断になるこの時期も一日も休暇を取らず対応に追われるという。ACLが順調なだけに、監督解任とはならないが、北京のザック監督が解任されたように、今後の成績次第ではメネーゼフも例外ではない。
果たして、山東魯能はリーグ戦で復活できるのだろうか。
※当ブログでは、中国1部リーグの呼称を中国で一般的に使われている「中超」に統一いたします。「中超」は中国語の「中国超級」(中国スーパーリーグ)の略で、日本でいうJ1に相当します。また、香港プレミアリーグについては「香港プレミアリーグ」と記します。