グループAの中国を紐解くW杯アジア最終予選
中村祐人が語るチームの見えざる変化。最新インタビュー
奇跡の最終予選進出を果たした中国代表。昨日行われた抽選会で、ついにW杯出場を争うライバル国が決まった。
中国は日本とは別のグループA。対戦相手はイラン、韓国、ウズベキスタン、カタール、シリアである。この中から上位2チームが無条件でW杯出場。3位がアジア地区プレーオフに回る。
下馬評で言えば、韓国とイランがトップ2。それに続くのがウズベキスタン。カタールが3位争いに食い込み、中国とシリアはグループ内の勝ち点計算国。そんなところか。
中国は現実的には3位争いに食い込めるかどうかというポジションだ。しかし、W杯予選はいろんなドラマが起こる。今回こそ、アジアの勢力図が変わるかもしれないし、それを変えるのが中国ではないとは誰にも言いきれない。
監督交代、鄭智はずし…最終予選進出のために打ってきた数々のカンフル剤。中国代表はどのようなメンバーと戦術で最終予選に臨むのか。注目だ。
※当ブログでは、中国1部リーグの呼称を中国で一般的に使われている「中超」に統一いたします。「中超」は中国語の「中国超級聯時」(中国スーパーリーグ)の略で、日本でいうJ1に相当します。また、香港プレミアリーグについては「香港プレミアリーグ」と記します。