【公式】松本忠之「中国人は反日なのか」(コモンズ出版)著者のブログ

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異常自体は緊急事態へ...広州恒大スコラーリ「浦和レッズは...」

サッカーコラムニスト松本忠之が中村祐人の「衝撃」を振り返る

「史上最悪」の文字が踊る。「死の組」は広州恒大以外のクラブにとってのワードだと、サポーターの少なからぬ人々が思っていたはずだ。

ACLで3戦して勝ち点わずか2。2分1敗の勝ちなし。これまで、グループリーグは危なげなく勝ち上がってきた広州恒大に、まさかのグループリーグ敗退の可能性が出てきた。

これはもはや緊急事態である。

試合後、スコラーリ監督は極めて平静を装ったが、内心では焦りがあるだろう。

「今日は見ごたえのある試合だった。我々は多くのチャンスを造ったが、決めきる質をもっとあげなければならない。浦和レッズは非常に強い相手で、今日の結果はフェアなものだ。改善点はまだまだ多くあり、我々はまだ正しい軌道に乗る過程にある」

アジア王者には、どんなチーム状態であろうと勝利が求められる。あと3戦、全勝してほしい。

※当ブログでは、中国1部リーグの呼称を中国で一般的に使われている「中超」に統一いたします。「中超」は中国語の「中国超級聯時」(中国スーパーリーグ)の略で、日本でいうJ1に相当します。また、香港プレミアリーグについては「香港プレミアリーグ」と記します。