【公式】松本忠之「中国人は反日なのか」(コモンズ出版)著者のブログ

中国が発信している情報を偏見なく紹介します。その他、趣味のサッカー(ガンバ大阪/清水エスパルス/バルセロナ)やお酒の話題など。

ホームで勝利、アウェーで引き分け。着実な歩みの江蘇蘇寧

サッカーコラムニスト松本忠之が中村祐人の「衝撃」を振り返る

江蘇蘇寧0-0FC東京(H)

ホームで勝ち、アウェーで引き分ける。これそこ中超クラブがACLグループリーグを勝ち抜く方法だ。

圧倒的な強さを誇る広州恒大以外の中超クラブが決勝トーナメントに進出したのは、ここ10年では

2006年上海申花

2010年北京国安

2011年天津泰達

2013年北京国安

2015年北京国安

北京国安の3回と上海と天津のみ。それ以外のクラブは何度もグループリーグの壁に阻まれてきた。今年はその壁を打ち破ろうと、上海上港、山東魯能そして江蘇蘇寧が挑んでいる。

そこで大切になるのが、アウェーで引き分けに持ち込むことだ。アウェーでJやK相手に勝ち点3を与えず、自分たちのホームで3を積み上げる。広州恒大のようにアウェーでも勝ち点3を積むことは難しいため、こうすることによって、グループリーグ突破の希望が見えてくるのだ。

江蘇蘇寧はホームでKの全北現代を破っている。そしてアウェーの東京でも勝ち点1を奪うことに成功した。このまま順当に勝ち点を重ねて、見事グループリーグ突破を果たしてほしい。

※当ブログでは、中国1部リーグの呼称を中国で一般的に使われている「中超」に統一いたします。「中超」は中国語の「中国超級聯時」(中国スーパーリーグ)の略で、日本でいうJ1に相当します。また、香港プレミアリーグについては「香港プレミアリーグ」と記します。