【公式】松本忠之「中国人は反日なのか」(コモンズ出版)著者のブログ

中国が発信している情報を偏見なく紹介します。その他、趣味のサッカー(ガンバ大阪/清水エスパルス/バルセロナ)やお酒の話題など。

強さ見せつけた!これが中国王者の実力!

※当ブログでは、中国1部リーグの呼称を中国で一般的に使われている「中超」に統一いたします。「中超」は中国語の「中国超級聯賽」(中国プレミアリーグ)の略で、日本でいうJ1に相当します。

また、香港プレミアリーグについては「香港超級聯賽」と記します。

ACLベスト16 セカンドレグ

広州恒大(H)2-0城南FC

これぞ中国王者!元アジアチャンピオン!

広州恒大が1-2で落としたファーストレグに続き、セカンドではホームで城南を迎え撃ち、グラールの2ゴールで2-0と勝利。2戦合計で3-2として、ベスト8進出を決めた。

ブラジル代表FWのゴールばかりが目立つが、私の注目はグラールの先制PKを導いた黄博文のプレーだ。今季、そして現在、とても調子のいい黄博文はファーストで貴重なアウェイゴールをあげた。そして、その時の記事で私はこう書いた。

「それでも、アウェイゴールを奪ったのはポジティブだ。これで、2ndレグのホームでたとえ1-0の勝利だったとしても、アウェイゴールでベスト8へ進むことができる。また、この試合で見事なロングシュートを決めた黄博文の復調も好材料。思えば、昨シーズンのACLでWシドニーに敗れた試合では、黄博文はミスを連発して前半だけでベンチに下げられた。ACLの屈辱はACLで晴らす。ぜひとも2ndでもゴールを決めてほしい」

ゴールこそなかったが、黄が放ったミドルシュートが相手のハンドを誘い、グラールの先制点につながったのだ。素晴らしい活躍をしてくれた。ベスト8は8月まであくが、その間も調子を落とさずにいてほしい。

心配なのは開始わずか数分で怪我で交代した琳芃だ。長友の代わりにインテル入りか?と報道が出ている中国期待のSB。今のところ怪我の状態はまだアナウンスされておらず、長引けば中国代表、そして夏の移籍にも影響する。どうか軽度であってほしい。

いずれにしても、中国王者の勝利に、とにかくほっと一安心だ。