【公式】松本忠之「中国人は反日なのか」(コモンズ出版)著者のブログ

中国が発信している情報を偏見なく紹介します。その他、趣味のサッカー(ガンバ大阪/清水エスパルス/バルセロナ)やお酒の話題など。

ACL全北戦1-4の悪夢を断ちきれるか?山東魯能の開幕戦

※当ブログでは、中国1部リーグの呼称を中国で一般的に使われている「中超」に統一いたします。「中超」は中国語の「中国超級聯賽」(中国プレミアリーグ)の略で、日本でいうJ1に相当します。

また、香港プレミアリーグについては「香港超級聯賽」と記します。

山東2-0長春亜泰

今季ACLに出場している4つのクラブ、通称「中超BIG4」。 広州恒大山東魯能北京国安、そして広州富力を指す。この中で今季こそACLでの躍進が期待されながら、グループリーグ第二節、ホームでKの全北を迎えた山東はなんと1-4という大敗を喫した。試合後、クラブが公式ツイッターでファンに向けて謝罪コメントを出す異例の事態となったが、果たして山東魯能はその悪夢を断ちきって、しっかりとリーグ開幕戦を飾れるだろうか。このチームに過去、深く関わった私としては気が気でない思いでいっぱいであった。

だが、そんな私の心配は杞憂に終わった。ホームに長春亜泰という中堅チームを迎えての、決して簡単ではないこの試合。だが、前半23分という早い時間に先制できたことで、チームは落ち着いて開幕戦を戦うことかできた。

前半23分。カウンターからサイドをえぐると、王丹、楊旭とつなぎ、最後は楊旭のクロスを王永珀がダイビングヘッド。ACLでも結果を出している楊旭と王永珀の活躍で先制する。

前半を1-0で折り返すと、67分。代わって入ったばかりこ劉彬彬がサイドを突破して低いクロスを入れると、これを蒿俊閔が楽々と押し込んで2-0。このまま山東がこの試合をものにした。

ACLではまだ可能性を残している山東。リーグでしっとり勝ったこの勢いをACLでも活かしたい。