新加入の助っ人が2G1Aで日本人監督を粉砕
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中超第17節。
倉田監督率いる大連はACL常連の中超の強豪、北京に乗り込んでのアウェイ戦を戦い、41で大敗した。
この試合で大活躍した選手が北京に新加入し、この日がデビュー戦となったエルトン・フェイズラフだ。
2ゴール1アシストの大活躍で北京サポーターを大いに喜ばせた。
コソボ出身のアルバニア人。北京への入団が発表されたのは7月29日の夕方だった。
今後、ACLの枠が減ることが決まった中超。
これまで常連だった北京も今後はわからない。
そこで、より強力な外国人助っ人が必要になった。そして今回のフェイズラフ獲得といきなりの活躍。
今後、中超を代表する外国人ストライカーになる可能性は十分だ。
一方、強豪とのアウェイ戦でその実力が試された倉田大連。
結果は惨敗であったが、相手が北京であることを考えれば妥当な結果だ。
しかも、これまでに中超内ではデータがなかった外国人の新加入選手までいたのだ。
ここは気持ちを切り替えて、今回の大敗をきっかけに、上位進出への再出発としてほしい。
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小松英之(こまつひでゆき)
サッカーコラムニスト。
サッカー専門ブログ「BEE Football Spirit」アドバイザー、コラムニスト。
【略歴】
静岡生まれ。
小さい頃から地元の高校である清水商業(当時)や清水東、東海第一(当時)、静岡学園などの試合を見て育つ。Jでは清水サポ。大学卒業後に中国に渡り、日本代表やJリーグの観戦ができなくなるが、あふれるサッカー熱は抑えきれず中国サッカーの観戦及び取材を行うようになる。
【観戦経験】
英プレミア:マンU(香川在籍時)、チェルシー、マンチェスターC。
リーガ:バルセロナ
セリエ:ユベントス、ローマ。
ブンデス:ニュルンベルク(長谷部、清武在籍時)、ハンブルガーSV
【中国Cリーグ】
中国サッカーへの造詣が深く、山東魯能をはじめ上海申花や武漢卓アルといったクラブ関係者と交流があり、Jリーグのアジア枠設置に伴い、中国人選手がJリーグへ移籍する際の窓口の一つにもなっている。また、元中国サッカー協会会長の閻世鐸氏とは何度も会食している。
08年 山東魯能のCリーグ優勝祝賀パーティーに日本人として初めて正式招待。
09年 アジアチャンピオンズリーグ 山東魯能日本人アドバイザー。
※当ブログでは、中国1部リーグの呼称を中国で一般的に使われている「中超」に統一いたします。「中超」は中国語の「中国超級聯賽」の略です。
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