広州恒大vsC大阪セカンドレグ広州サポの反応
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この記事には、C大阪サポーターやJリーグチームを応援する方々に不快な思いをさせてしまう可能性が含まれています。当サイトはもちろんそのような意図はありませんが、受け取り側の心情は千差万別であるため、もしも過去に少しでも当サイトの記事で不快な思いをされた方がいらっしゃいましたら、以下は自己責任で読み続けてください。
中国最王手のポータルサイトであり、また中国におけるACLの公式サイトに認定されている新浪(SINA)スポーツがアンケート結果を公開した。その結果とともに、広州のサポーターや中国の一般サポーターがC大阪とのセカンドレグ、及びBEST8に進出した広州に対してどう思っているのか。ここで紹介してみる。
Q1:広州恒大はホームで01でC大阪に敗れました。あなたの心境は?
不満。このような結果でBEST8進出を決めてほしくなかった…68.3%
満足。どのような結果であれ、BEST8進出こそが大事…25.6%
なんともいえない…6.1%
Q2:広州恒大が今回負けた最大の問題は何だと思いますか?
選手のがんばりが不足していた…56.6%
コンディション不良…21.6%
その他…6.4%
(少数意見は省略)
Q3:広州恒大はスムーズにBEST8に進めると思いますか?
進める…80.9%
進めない…19.1%
どうだろうか。
やはり、ホームできちんと勝ってBEST8進出を決めてほしかった。そんなファンからの声が聞こえてくる。しかも、敗戦の最大の要因が選手のがんばり不足と認識されており、コンディション不良という言い訳をさせない、という心境が伝わってくる。これにはリッピ監督が試合後の会見で「(敗戦は)選手の疲労のせいではない」とはっきりとコメントしていることも影響しているのだろう。
また、広州にかける期待は半端なく大きく、BEST8にスムーズに進めるに80%もの数値がついている。これは、自信もあるだろうし、「そうしてくれ」「広州ならそれくらいできる」という期待も込められていると私は感じた。進めないに20%弱入っているのも、恐らく「スムーズにBEST8に進めるか?」という質問のため、この20%弱の中には「スムーズか、といわれればそうでもないが、まぁでも苦戦してもBEST8には入るだろう」と考えている人も含まれているように私は思う。
一方、日本サッカー協会はJクラブ全滅を受けて代表者がコメント。
大仁会長は「非常にショックだ。Jリーグとともに協会もサポートしている。何が原因なのか、早急に議論が必要だ。来年こそ何とかしなければ、Jの価値が下がってしまう」。
また、原専務理事は「とっても残念。何が原因なのか。過密スケジュールなのか、いろんな角度からしっかりと検証したい」と話した。
東アジアからは広州のほかに浦項、FCソウル、WシドニーがBEST8進出を決めた。
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筆:小松英之 ツイッターはこちら
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小松英之(こまつひでゆき)
サッカーコラムニスト。
サッカー専門ブログ「BEE Football Spirit」アドバイザー、コラムニスト。
【略歴】
静岡生まれ。
小さい頃から地元の高校である清水商業(当時)や清水東、東海第一(当時)、静岡学園などの試合を見て育つ。Jでは清水サポ。大学卒業後に中国に渡り、日本代表やJリーグの観戦ができなくなるが、あふれるサッカー熱は抑えきれず中国サッカーの観戦及び取材を行うようになる。
【観戦経験】
英プレミア:マンU(香川在籍時)、チェルシー、マンチェスターC。
リーガ:バルセロナ
セリエ:ユベントス、ローマ。
ブンデス:ニュルンベルク(長谷部、清武在籍時)、ハンブルガーSV
【中国Cリーグ】
中国サッカーへの造詣が深く、山東魯能をはじめ上海申花や武漢卓アルといったクラブ関係者と交流があり、Jリーグのアジア枠設置に伴い、中国人選手がJリーグへ移籍する際の窓口の一つにもなっている。また、元中国サッカー協会会長の閻世鐸氏とは何度も会食している。
08年 山東魯能のCリーグ優勝祝賀パーティーに日本人として初めて正式招待。
09年 アジアチャンピオンズリーグ 山東魯能日本人アドバイザー。
※当ブログでは、中国1部リーグの呼称を中国で一般的に使われている「中超」に統一いたします。「中超」は中国語の「中国超級聯賽」の略です。
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