【公式】松本忠之「中国人は反日なのか」(コモンズ出版)著者のブログ

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ユナイテッドついに監督交代か?

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これまで、どんなに成績不振でも監督交代報道がほとんどなかったマンチェスターU。欧州CLでオリンピアコスに逆転勝利したころ、一部で報道がなされたが、同大会ベスト8に進んだため、報道も下火となった。

そして同大会では予想通りのベスト8敗退。

だが相手がバイエルン、しかも健闘したとあって、無冠が決定したにもかかわらず、指揮官は現体制のまま、今夏の補強を含めて、来季に向けて気持ちを切り替えているような感じさえあった。

それがここへきて、オランダ紙が報じたところによると、ユナイテッドのオーナーがオランダ代表のファンハール監督と接触したという。しかも、そのタイミングは欧州CL敗退後、とのことだ。このタイミングが妙に「監督交代」へのリアルさに満ちている。

ただし、報道はどうやら今のところこの一紙だけのようだ。それなら、まだ監督交代の可能性は低い。ユナイテッドはやはり来季もモイーズ体制でいくのだろうか。

モイーズを引っ張る理由はフロントの庇護しか見当たらない。

あの名門がいきなりの無冠。しかも冬には史上最高額の移籍金まで支払って選手を獲得しているにも関わらず、だ。選手層が急激に変わったわけでもなく、怪我人などは正常の範囲内で、このシーズンが特別受難のシーズンであったわけではない。にもかかわらず、モイーズ監督続投というのは、フロントが長期政権を託したいということなのだろう。もちろん、来季も同じ成績なら長期政権は考えられないだろうが…ということは、「せめてもう一年チャンスを与えよう」とのことなのか。

もちろん、報道が少ないだけで、すでにフロントはシーズン終了後の監督交代に向けて動いているかもしれない。残り試合わずか。無冠のユナイテッドはどんな着地を見せてくれるだろうか。

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小松英之(こまつひでゆき)

サッカーコラムニスト。

サッカー専門ブログ「BEE Football Spirit」アドバイザー、コラムニスト。

【略歴】

静岡生まれ。

小さい頃から地元の高校である清水商業(当時)や清水東、東海第一(当時)、静岡学園などの試合を見て育つ。Jでは清水サポ。大学卒業後に中国に渡り、日本代表やJリーグの観戦ができなくなるが、あふれるサッカー熱は抑えきれず中国サッカーの観戦及び取材を行うようになる。

【観戦経験】

英プレミア:マンU(香川在籍時)、チェルシーマンチェスターC。

リーガ:バルセロナ

セリエ:ユベントス、ローマ。

ブンデスニュルンベルク(長谷部、清武在籍時)、ハンブルガーSV

欧州CL:バルセロナベンフィカ

【中国Cリーグ】

中国サッカーへの造詣が深く、山東魯能をはじめ上海申花武漢卓アルといったクラブ関係者と交流があり、Jリーグのアジア枠設置に伴い、中国人選手がJリーグへ移籍する際の窓口の一つにもなっている。また、元中国サッカー協会会長の閻世鐸氏とは何度も会食している。

08年 Cリーグ武漢光谷の日系企業スポンサー募集担当。

08年 山東魯能のCリーグ優勝祝賀パーティーに日本人として初めて正式招待。

09年 アジアチャンピオンズリーグ 山東魯能日本人アドバイザー。

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