勝っても「あほすぎる!」新たな監督像
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面白い。
話題性は抜群だ。
ラモス岐阜が初陣を31で飾った。
元日本代表GK川口も出場した岐阜だが、なんといっても「名物」は監督のラモス。ラモスといえば「熱い」スピリットとコメントが有名だが、この日の試合後もラモス節が炸裂した。
それは、3点取ったあとのプレーについて。
「なんで30になってから、自分たちのプレーをしないのか?」とチームに苦言を呈し、「あほすぎる!」と一喝。勝ってかぶとの緒をしめる意味もあるのだろうが、通常なら「試合には勝ちましたが、失点したことは課題」とか「3点リードして油断したのか、その後は自分たちのサッカーができなかった。そこは修正していきたい」といったコメントが通常だろう。しかし、この人は違う。だからこその話題性であり、またこの人の「熱さ」だろう。
以前、オシム監督のコメントが「オシム語録」と呼ばれたが、今季は「ラモス節」が流行るかも…しれない。
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小松英之(こまつひでゆき)
サッカーコラムニスト。
サッカー専門ブログ「BEE Football Spirit」アドバイザー、コラムニスト。
【略歴】
静岡生まれ。
小さい頃から地元の高校である清水商業(当時)や清水東、東海第一(当時)、静岡学園などの試合を見て育つ。Jでは清水サポ。大学卒業後に中国に渡り、日本代表やJリーグの観戦ができなくなるが、あふれるサッカー熱は抑えきれず中国サッカーの観戦及び取材を行うようになる。
【観戦経験】
英プレミア:マンU(香川在籍時)、チェルシー、マンチェスターC。
リーガ:バルセロナ
セリエ:ユベントス、ローマ。
ブンデス:ニュルンベルク(長谷部、清武在籍時)、ハンブルガーSV
【中国Cリーグ】
中国サッカーへの造詣が深く、山東魯能をはじめ上海申花や武漢卓アルといったクラブ関係者と交流があり、Jリーグのアジア枠設置に伴い、中国人選手がJリーグへ移籍する際の窓口の一つにもなっている。また、元中国サッカー協会会長の閻世鐸氏とは何度も会食している。
08年 山東魯能のCリーグ優勝祝賀パーティーに日本人として初めて正式招待。
09年 アジアチャンピオンズリーグ 山東魯能日本人アドバイザー。
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